« Tシャツにまとわるエトセトラ〜あなたのTシャツ観〜 | メイン | さおりとまみの、〆切前実況中継!!! »
2005年04月10日
デパオクミュージック!レポート

最初は全然、信じてなかったんだ。
デパートの屋上にたくさん人が来るようになるなんて。
プラッツ近鉄の屋上を見たとき、全然想像がつかなかった。
化石のような遊具と前方にそびえたつ京都タワー。
絶景といえば絶景だけども。それはもうポップをとおりこしてシュールやん?
なんてな。屋上という場所の力と、自分たちの力を見くびってただけだった。
デパオクより愛をこめて。SCRAPが楽しさを撒き散らした1日。
始まりは朝8時。みんな早起きと屋外が苦手なのに(笑)。
ポスター貼ったり、風船を飾り付けたり。フリマを迎え入れる準備とかも。
昨日までの強風が嘘みたいに、風もなくて、雲もなくて。
空の色が青くて青くて、痛いくらいだ。ていうか暑いよ。
日焼け止めを塗り忘れたところが真っ赤になった。
フリマを出店する人たちが集まり。今日出演するバンドが集まり。
俄かに活気付く。ちょっとした緊張感と、底抜けの開放感。
もしかしてこれは、もしかするのでは?
13時。フリマスタート。なんだか人が、いっぱいいるような。
屋上ヘビーユーザーな雰囲気の家族連れなどもいたり。
子供に風船を配ったらとても好評。
14時。ちょっとだけ遅れて、最初のバンドが演奏を始める。
メキシコタクシー。ギター・ベース・ドラムのシンプルな3ピース。
最初からかなりハイクオリティ。叫ぶように歌うボーカル。
叫んでも音が潰れないボーカル。ちょうどよいテンションの演奏。
彼らは瞬間的に「かっこいいな!」と呟かせるバンドだ。と思う。
どこがいい。なんて言う前に、「かっこいい」と感じさせてくれる。瞬発力というか。
ライブのことなんてよくわかってなさそうなかんじの人まで、
釘付けになっているのがよくわかった。
観客がちょっと遠巻きにステージを取り囲んでたら、ボーカルの人が
突如マイクスタンドをおろして。「オレが近づくわ。近いほうがやりやすい」
みたいなことを言って。ほんとにそのまま歌いだした。
そんなとこもかっこよかったな。
2番手、キッサコ。うって変わって、屋上には穏やかな空気が流れる。
男性4人。椅子に座ってただ歌うボーカル。脇を固める楽器3人。
穏やかな、とても穏やかな音が。メンバーみんなでハモる時も。
今ここにある空気を邪魔しないのだ。
「キッサコの由来は仏教の言葉です。お茶を飲む、の喫茶に、
過去の去で、喫茶去と読みます。ちょっと一服、お茶でもどうですか。
という意味をこめて。」
というMCのとおり。そのとおりの音楽。ゆるゆると過ぎる昼下がり。
続いてタキシード、蝶ネクタイなザッハトルテ。めっちゃ観たかったのに!
チラシ配ってて観れなかったというか!時間がきてたことを忘れてた。
不覚。次回は絶対みます。ごめんなさい。ほんとにごめんなさい。
ニーハオ!も途中からになってしまった。観るのは3回目。かーわーいーいー。
カラフルでキッチュな舞台が、よく似合う。赤・青・緑のジャージの3人娘。
跳ね回る音!走りまくる音!パワー全開!タタタッター!タタタッター!
彼女たちの頭のてっぺんから出てくる声が。屋上にキンキン響く。
もちろん不快じゃない。ワタシもつられて飛び跳ねる。
歌の意味なんて。音楽の意味なんて。いらんやろ。踊りながらそう思う。
ニーハオ!が終わったとたんに物販に列ができた。
そういえば彼女たちが出してたフリマはどうだったんだろうな。
ああ。もう最後か。夕暮れがせまる。ロボピッチャー登場。
我らが編集長率いるバンド。実ははじめて観るのです。
さっきまでウキウキ踊ってたのに、体が固まった。
パニック発作を起こすときの予期不安にすごく似てたのだ。
流れ込んでくる音とことば。夕焼けを予感させる空。何も怖くないことが怖い。
バンドとして、こんなにジャストな音が出せる人たちを初めてみた。
上手いと言えばそれまでかもしれないけど。
上手い人が集まって音を鳴らしただけでは、あんな音は出ない。きっと。
気持ちいいだけだろう。そうじゃなくてなんというか。
4人の力をあわせてどういう形にするか。じゃないんだな。
「ロボピッチャー」という形のものをどうやって4人でおもしろくするか。
なんだろうな。だからどんな音を出してもど真ん中にきまってしまうんだろう。
ワタシを胃の奥の動悸から救ってくれたのは、
キーボードの伊藤さんに降りてきた笑いの神様(笑)。
キーボードの電池が切れたり、セッティング中、
マイクに歯をぶつけたり(笑)。絶妙な間だなあ・・。
それから、何曲目かを歌い終わって空を見上げて
笑いの神様に「ありがとう(笑)」と言ったボーカル加藤さんだ。
空をみた。飛行機雲がまっすぐに。
空を見上げて聞いた次の曲がそれはそれはポップで。
アンコールの「夕暮れを待ちながら」というなんだか出来すぎたかんじの曲まで。
ワタシは不安感から放たれて、右に左に揺れた。
ふとまわりを見ると。後ろのほうまで人が詰まってた。
みんなすごくいい顔だった。巷のロックフェスなんかより、ずっと。
エレベーターでたった1分のところに楽しい場所がある。
それは京都の人たちの日常を変えるんだろうか。
どうなんですか。笑いの神様。
文:油井康子
投稿者 scrapstaff : 2005年04月10日 15:53
コメント
貴方の秘密作りのお手伝い[紹介系]
http://wgkinj1p39t.sexfriend2.com/kj/kj0162/
投稿者 嘉絵 : 2007年04月18日 19:51
フリマに出展した者です。
昨日は本当に、楽しい時間を過ごさせていただきました。
スタッフの皆さま、本当にお疲れ様&お世話になりました。
ライブももちろん楽しかったのですが、フリマでお隣のブースの方々と交流もできたり、立ち寄ってくれたお客さんと世間話もできたりと、ここのところ対人恐怖症気味だった私に、何だか一筋の光も見えた気がしました。
ひとつ残念だったのは、来たがっていた友人が仕事で来れずじまいだったこと。
(彼女は自分の掲示板に「行きたいイベント」としてデパオクミュージックの告知までカキコしてたのに)
次回があるなら、真っ先に彼女を誘ってみようと思います。
抜けるような青空と、仲良く手をつないで来てるカップルを見て、そういや昔、当時の彼氏と「デパオクデート」したことなどを思い出したりして、ちょっぴりほっこリしたりして。
投稿者 やすえ : 2005年04月11日 02:37
デパオクで太陽を感じた皆さま、
昨日は本当にお疲れ様でした。
腰に風船がついている感覚と
首に残った日焼けの痕とが
まだ消えそうにありません。
それほど本当に楽しいイベントになりました。
大きなトラブルもなく無事終わることができて、
あの場所にいた全員の方への感謝の気持ちでいっぱいです。
本当にありがとうございました!
普段喋らない人ともいっぱい喋れて、
デパオクマジックを早くも実感しました。
次はの企画はTシャツ!どどん。
きっとまたSCRAPマジックが弾けて、皆さんの胸に届きます。
投稿者 上田亜紀 : 2005年04月10日 22:55
疲労感とか達成感とか、そんな感情から
ようやく解放されそうな、そんな感じになってきました。
昨日のデパオクミュージック!に協力して下さった
プラッツ近鉄のみなさん、アーティストのみなさん、
フリマ出品者のみなさん、PAさん、にしき屋さん、
デパオクに足を運んでくださったみなさん、
本当にありがとうございました。
もしかしたらまた、秋にお会い出来るかもしれませんね。
これを機に、デパートの屋上に足を運んでくださる人が
少しでも増えたなら、SCRAP的ににんまりです。
片思い中の人がいるなら、迷わずデパオクに誘いましょう。
開放感と懐かしさにかられて恋心もゲット出来ちゃうかもしれません。
投稿者 吉村沙織 : 2005年04月10日 17:00