渚です。
いよいよ明日、幕張メッセにて『私たちのリアル脱出ゲームからの脱出』がスタートします。
いま、すっごくたくさんのいろんな気持ちが自分の中にあって、
本当はこの日誌も何を書けばいいかわからなくて、
正直なこと言うと海咲に書いてってお願いしようとしたんですけど、
「いやいや、さすがに前日の日誌は渚でしょ!」
って言われちゃいました。頑張って書かなきゃ。
えーっと…とりあえず最近のことから書いていくことにしよう。そうします。
ここ数日は準備のために現場の幕張メッセに行っていました。
あの広い空間、高い天井、ちょっぴり硬い床、音が少し響く感じ。
そのすべてが、私に1年前のあの日の記憶をよみがえらせました。
あのとき心動かされた場所で、今度はリアル脱出ゲームを届ける側として立つ。
明日、お客さんが会場に入ってきたとき、私はどんな気持ちになるんだろう。
私たちが考えた謎を解いている姿を見て、私は何を思うんだろう。
そう思うと明日が本当に楽しみで、早くみなさんにこのリアル脱出ゲームを遊んでほしくて、いてもたってもいられないです。
まだ見ぬ誰かを楽しませたり驚かせたりするために何かを作るのって、こんなに胸が高鳴ることなんだって思っています。
…でも、同時にすごく怖くもあります。
ここまで頑張って作ってきたものが、もし楽しんでもらえなかったら。
私や海咲、一葉ちゃん、琴音ちゃんが考えた「面白いこと」が、本当は面白くなかったら。
そのときを想像すると、不安っていう言葉じゃ言い表せないほどの恐怖を感じます。
私が今まで生きてきて、一番のわくわくと一番の恐怖が同時に存在していて、今は本当にいっぱいいっぱいです。
明日が早く来てほしい気持ちと、明日を迎えることを恐れる気持ちとが自分の中で溶け合って、きっとこんな複雑な気持ちを抱えた今夜のことは一生忘れないんだろうなと、そんな気がしています。
他のみんなも同じような気持ちなのかな?
うーん、でも海咲はなんだか「楽しみ!!」って感じ全開だったし、一葉ちゃんは相変わらず冷静で、琴音ちゃんはいつも通り落ち着いてたなあ。みんなすごい。
寝る前に一回みんなで通話しようって言おうかな。みんなでいつもの掛け声もやっておきたいし。
あれ通話でやるとタイミングずれちゃうんだけどね。
…うん、でも日誌を書いてたら気持ちが整理されてすこし落ち着きました。
海咲が書くの断ってくれて、結果的によかったのかも。ありがとう海咲。
…もしかしてこうなることまで見越して私に書かせたのかな?
だとしたら策士すぎるし、私のこと理解しすぎだよ…なんだか明日より海咲の方が怖くなってきました。
よし、気持ちも落ち着いたので日誌はここまでにします!
明日から3日間、幕張メッセでお待ちしてます!
それでは!
(担当:渚)