渚です。
『時が交差する夏祭りからの脱出』が明日からスタートします。
だから今日はスタート前日の活動日誌。海咲から「前日恒例の日誌お願いね!」って言われたので、これを書いています。「恒例」って言ってもまだ2回目なんですけどね。
でも、私もいまここに書いておきたいって思うこともあったので!ぜひ最後まで読んでくれたら嬉しいです。
前回の『私たち脱出』のときも前日に活動日誌を書いていて、「あのとき私はどんなことを書いていたんだろう」とふと見返してみました。
正直いうと、過去に自分が書いた日誌をあらためて読むのはなかなか恥ずかしかったです……
でも、読んでいたらあのときの私の緊張と不安が伝わってきて。「ああ、あのときの私ってこんな気持ちだったんだ」ってどこか遠い他人のような、そんな感じがして。
そう感じられるってことは、この1年で少しは成長できたってことなのかなって思ったりしました。
それに比べると、今日はそこまで緊張とか不安とか、そういうのはあんまりなくって。
どちらかといえば、明日から来てくれるお客さんがどんな気持ちになるんだろうとか、自分たちの作ったものを早く遊んでほしいというワクワクの方が大きくなっている気がします。
『私たち脱出』の前日の日誌の中で、こんなことが書いてありました。
「明日、お客さんが会場に入ってきたとき、私はどんな気持ちになるんだろう。
私たちが考えた謎を解いている姿を見て、私は何を思うんだろう。」
今考えたら、この疑問の答えが『時が交差する夏祭りからの脱出』を作り上げたとも言えるかもしれないなって。
あのとき、会場で私たちの謎に立ち向かうお客さんを見て、「もっとお客さんが遊びたいと思うものを作りたい」と思いました。だから私たちは投票で企画を選んでもらって、それを元に今回のリアル脱出ゲームが完成しました。
この辺りの裏話は会場で販売されているパンフレットのインタビューでも詳しく話しているので!ぜひそちらもチェックしてくれたら嬉しいです。
『私たち脱出』のときはまだ右も左もわからなくて、ただただSCRAPさんの導きで開催にこぎつけることでいっぱいいっぱいでした。
でも、今回はもっと「自分たちで作り上げた」という感覚が大きくて。
あ、もちろん!たくさんの人の協力があってここまで来れたことは間違いなくて、そこに対する感謝は忘れてないです!!
でも、自分たちの想いとか、こうしたいっていう意思とか、そういうものを前回よりもダイレクトに、それでいて自然に、謎や物語の中で作り上げることができたかもって思ってるんです。
だから、このリアル脱出ゲームをたくさんの人に体験してほしい。今の私たちができる最大限のことを、できる限り多くの人に届けたい。
今は心からそう思ってます。
そんなことを今日の部活のときに話したら、
「なんか変わったね、渚」
って海咲に言われました。
自分であんまり自覚はなかったけど…一葉ちゃんと琴音ちゃんも横でうなずいてたんですよね。
だから、きっと私は変わったんだなって思うことにしました。
「終わらない夏祭りからの脱出」で変わった私の日常が、この「時が交差する夏祭りからの脱出」で実を結んでいたんだとしたら、それはすごく素敵なことだなって。
そう思って、すごく嬉しくなった私なのでした。
では、今日の活動日誌はここまで!
明日からスタートする『時が交差する夏祭りからの脱出』、絶対に遊びに来てくださいね!
渚でした!