STEPの表記があることから、小謎の答えを使うというよりは、1st STEP～LAST STEPのまとめの用紙で導いた答えを使うということを示していそうです。
つまり、ここには4つの答えを空欄に埋める、という指示が書かれていそうです。

空欄がどのような形かわからないので、LAST STEPでやったことを思い出しましょう。
まとめ謎で使う空欄は
・これまでの謎の中で使用されている
・埋める言葉の数で対応している
ということから、4つの答えを埋める場所がどこであるかを推測しましょう。

謎Aでは4つの単語を当てはめていました。
ここに1st STEP～LAST STEPの答えを当てはめていきましょう。
空欄への埋め方は、文字数と「ムーン」の例示を元に考えてみましょう。

左上から時計回りに「めいぶんか」「しーた」「りちうむ」「ろーたりー」となり、数字が振られたマスを読むと「しーうめろ」となります。

これは答えではなく、「しー埋めろ」、つまり謎Cの答えを空欄に埋めろ、という意味の指示です。
どの謎に答えを埋めればよいか考えてみましょう。

謎Cの答えはもちろん「ぼーる」で、1つのみです。
つまり、今までのSTEPで答えを埋めたときと同じように考えると、1つの答えを埋められる空欄がどこかにあるということになります。

しかし、これまで解いてきた中で、空欄が1つだけ存在する謎はなかったはずです。
どこかのインクに隠れていたのでしょうか？
これまでの謎を振り返ってみましょう。

インクの下に空欄が隠れていることを踏まえても、ほとんどの謎に空欄がある余地はなく、仮にあったとしても意味のない空欄があるという謎ばかりです。

しかし、これまでの謎で1つだけ、インクをインクとして処理した謎がありました。それは謎Kです。
「いんく」の間を読み、「ぐー」としましたが、実はこのインクの下に空欄があったと考えることはできないでしょうか？

実際に「くうらん」の間を読んでみると、「こぶし」となり、答えも変わらず謎が成立します。
この空欄に「ぼーる」を入れてみましょう。

「ぼーる」そのものをどう言い換えても、盤面に文字が存在しません。
ただ「ぼーる」を当てはめるのではなさそうです。

インクのサイズを考えると、空欄はちょうど1つ分のマスが存在しそうです。
この空欄に「ぼーる」を言い換えて書き込むことで、別の言葉にできないでしょうか。

また、この1行目はあくまで例示です。別の言葉ができたとき、別のルールになる可能性も考える必要があります。

マスの中に漢字で「玉」と書くことで、「国」という漢字になります。
「国」が「グー」のイラストを表す言葉になる法則を考えましょう。

盤面で「くに」の点対象の位置に「いし」があることがわかります。
同様に「だるま」の点対象の位置を見ると、「としょ」となり、本のイラストが表すものとしても一致します。

つまり、「空欄」を「国」に変化させることで、盤面の点対象の位置を読むルールに変化した、ということになります。
「らむだ」の点対象の位置を読みましょう。

余談ですが、あなたは最後に、謎「Kに」答えを「埋め」ました。
「Kに埋める」という動作を英語にすると「fill in K」となり、実はタイトルの「fill ink」はこのことも示していました。

答えは「ラスト」。