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  2. Collection:lie(7)

Collection:lie(7)

「カルネさん、バッカスさん、マインさんの3人か…みんな真面目に働いてる印象だけどなぁ。とはいえ嘘をついてる証拠しょうこはここにある。まずはマインさんから話を聞きに行ってみよう!」

***
 
「マインさん! お疲れ様です、実はちょっと聞きたいことがあって…」

クレイ先輩が事情を説明すると、マインさんの顔がサッと青ざめる。

「あぁ…ごめんなさい! 今日微熱びねつがあるみたいで…ちょっとだけバッカスさんに作業手伝ってもらってたんです…手伝ったこと別に言わなくっていいよって言われてたから秘密にしてたんです…フィルさんに見られたのはお水買いに行った時かな」

 なるほど、嘘をついていたけど盗んだわけではない。てことは、バッカスさんの方も盗んだわけではないだろうけど…念のため聞きに行ってみよう。

***

「すみません、ちょっと手伝っただけですし…悪気はなかったんです」

 やっぱり違うようだ。と言うことは、残されたのはカルネさんしかいない。

***

 クレイ先輩に連れられて、カルネさんに会いにいく。そこにいたのは、スタッフの中で一番小さくて…【嘘の条件リスト】を作ったときに話したあの少女だった。

「カルネさん、話があるんだ。今いいかな?」
「……」

 こちらを振り向いたとき、一瞬驚いた顔をしたカルネさんと目が合う。彼女は私からクレイ先輩に視線を移して、黙だまったまま首を縦にふった。

「最近ワードカードがなくなってて。カルネさん、知らない?」

 少女は首を横にふる。私とクレイ先輩は顔を見合わせた。
 問い詰めるのは心苦しいが、今の状況じょうきょうで盗んだ可能性があるのはもうカルネさんしかいないから、きちんと聞くしかない。

「…ごめんね、さっき仕分けたのは20枚、って言ってたけどそれが嘘だっていうのはわかってるんだ。言葉、印刷して調べちゃったから」

 カルネさんの瞳ひとみが泳いだ。
 ここで働いているなら、言葉を調べられたら嘘か真実かの区別がすぐについてしまうことを、彼女は知っている。

「君が盗んだんだよね」
「……」

 彼女は変わらず、何かを口にすることはなかったけれど、誤魔化ごまかすことは無理だと悟さとったのか、ポケットに手を入れた。そこから出てきたのはやはり…私たちが探していたワードカード。それを彼女は私の方に差し出した。持っていたのは合計で5枚。これまで盗んだものも含まれているんだろう。
 クレイ先輩はカルネさんに優しく、なぜ盗んだのか理由を知ろうと話しかけるが、俯うつむいたまま何も語らなかった。

「ワードカードを盗んだのは君か? 館内が騒さわぎになってるぞ」

 威圧感いあつかんのある低い声。初めて聞く声だ。声の先を見ると、体が大きくてサングラスをかけた男の人が、こちらに向かってきた。クレイ先輩の表情もちょっと青ざめている。この人のことを何も知らないが、絶対に偉えらい人なんだろう。

「この博物館の館長の秘書だ、怒るとめっちゃ怖いんだ…俺何回も怒られたことあって…」
「クレイ。ワードカードがなくなっていることに気づきながらも上に報告せず、仕事をせずに犯人探しをするなんて一体何事だ」
「すみません…」

 ああ、秘書さんの一言でクレイ先輩が小さくなってしまった。
 秘書さんはカルネさんの顔を大きく見下ろして再度、君が盗んだのか? どうなんだ、と問いかける。
 …怖い。睨にらまれていない私が怖い!
 だがカルネさんは、この男性を怖がる様子は見せず静かに首を縦に振った。

「ワードカードを盗むだなんて言語道断」
「ごめんなさい…」
「まったく…じっくり話を聞かせてもらおう。館長室へくるんだ」

 去り際、秘書さんは私に気づくと、お騒がせしました、と一礼してくれた。…怖いけど悪い人ではない…みたいだ。
 だが、このままだとカルネさんはどうなるんだろう。怒られるだけで済むんだろうか。私たちには理由を話さなかったけど、秘書さんには説明できるのかな。
 本当に物静かな女の子だったから、少し心配になった。

「…ねえ、カルネさんがなんでこの言葉たちを盗んだのか、調べられないかな。きっと理由があると思うんだ。ここまでするなんて、一体なんで…誰の発言をカルネさんは盗んでいたのかわかったら、何かわかることないかな」

 ひそひそとクレイ先輩が私に耳打ちをする。この人、怒られたけど懲こりないな。とはいえ何か自分にできることはないか、と言う気持ちは私も同じだった。調べてみよう。
 これまでのことを全部使えば、理由がわかるかもしれない。

何も書かれていない白い封筒を開け、5枚のワードカードを取りだそう

盗まれたカードの「発言者」の名前を入力しよう

発言者の名前:

発言者が誰なのかわからない

カルネに盗まれていたワードカードの「発言者」を知る必要があります。それを知る方法はなかったでしょうか?

さらにヒントを見る

「証言」の封筒のワードカードには、クレイ先輩が「発言者」の名前を手書きで記入していました。しかしあなたはそれ以外の方法で、クレイ先輩がとあるカードの「発言者」であることを知ったはずです。

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クレイ先輩は自分の「ワンコイン!」という発言を恥ずかしがっていたことがあるはずです。

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「発言時前後情報管理システム」を使ったとき、前後の情報や「発言者」の視点画像に加え、名前も表示されていました。

答え

「発言時前後情報管理システム」に入力してみると、5枚のカードの「発言者」はすべて同じ人物だということがわかります。WEBに【エマ】と入力しましょう。

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