「乗るもの」は左から「じてんしゃ」「しんかんせん」「えれべーたー」「かんらんしゃ」を縦向きに記入できていれば正しい状態だ。

正しくあてはめることができたら、二重線で囲まれた4文字を入力しよう。
これが最終試験、最後の答えだ。

「じてんしゃ」「しんかんせん」「えれべーたー」「かんらんしゃ」をあてはめるところまでは合っているようだ。

もし正しく乗り物をあてはめているのにクリアできていない場合は、何かを見落としているようだ。
思えば、この最終試験はどれもこれまでの二人の試験の情報を使って解いてきた。
ということはこの最後の問題もそうなのかもしれない。

この二重線の枠、どこかで見た覚えはないだろうか？

二重線の枠は、五条の試験の問14でしか出てきていない。
もしその二重線の枠と同じ法則だとしたら…？

乗るものをマス目にあてはめると二重線の枠の部分には「しんえん」という4文字が現れた。
しかし、そのまま入力しても不正解となってしまう。
それもそのはず、まだやるべきことがひとつ残っていたからである。
二重線の枠は、五条の試験の問14でも出てきていた。
そして二重線の枠は「50音順で2つ進める」というものだった。
その法則に従って「しんえん」を2つずらすと導かれる言葉、それが最後の答えだ。

最後の答えは「せいかい」だ。