荷物に隠したラブレター(第三章 エンディング振り返り) 「18階の1834号室ですかね」 暗号を解いた私は、階段を駆け下りて予告状から導かれる1834号室の客室へと向かいました。 すると部屋の前には爆弾が仕込まれたトランクケースが。 最初の予告状に書かれていた通り、宿泊者の荷物同様にホテルのボーイが運んできたのでしょう。幸い起動まではまだ十分な余裕よゆうがある。トランクごと電波遮断用の特殊容器の中にロックし、事件の解決を報告するため署内でシステムを管理してくれている部下に電話をかけます。 「爆弾は回収しました。たとえ起動しても、爆弾の電波は遮断され、データが破壊されることはないでしょう。まったく……警察をなめてもらっては困りますね」 「さすが警部! たった一人で事件を解決してしまうなんて」 彼が言う通り、事件は無事に解決した……。 そう思い、私はしばらく部下との会話に花を咲さかせました。 前のページに戻る