とあるアパートで火災が発生。火災の発生した部屋の隣人が異変に気付き、迅速に通報したため、火元の部屋の住人は一命を取り留めたものの意識がまだ戻らない。

「最も燃えているのがこのダンボールの付近ですね。警部」
「宅配便に見えるが、配送記録はなし、か。その周りに散らばっている紙は何だ？」
「いわゆる…… 『謎解き』に見えますが」
「謎解き…… あの変人に協力を依頼するしかないか」
「謎解き探偵ですね……」

謎解き探偵であるあなたは、警察の依頼でとある事件現場にいた。

「なるほど、数日前、この部屋で謎の火災が発生し、ここの住人が謎解きをしていた形跡があると。そして、配達記録のない荷物… 確かに、ただの事故とは考え難い。謎を解けば事件の手掛かりがつかめるかも、ということですね」
「関係あるかないか、それも謎を解かないとわからない。ただ、火事で燃えてしまった問題もあるようなのだ。無茶を承知で頼む」
「謎用紙が足りない、謎解きではあるあるですよ」
「そうなのか……」

そう言いながら警部はあなたに資料を手渡した。

「まずはSTEP1と書かれた問題と、それらの近くに散らばっていた封筒の写真、それから当日の現場の写真だ」
「アンサーシートがありませんね。それぞれの謎は解けますが、最後の答えはまだわかりません」
「早速手詰まりか」
「まあ、我々は別に順番に解く必要もないのでひとまず置いといて、STEP2を解いてみましょう」
「方針は任せる。おーい、STEP2を持ってきてくれ」

警部の部下らしき人物が慌てて駆け寄る。その手にはSTEP2の謎らしきものが握られていた。

「STEP2は… 一部が焦げていて解けないな」
「これくらいであれば推測で解けます」
「そ、そうなのか。しかし、3問目が焼けてしまったのか丸ごと見つからない」
「1問くらい解けていなくてもアンサーシートの指示文は推測できます」
「それも謎解きではあるあるなのか……？」

STEP2の謎を解き、次の行動を推測しよう
語群：しまもよう／みずたま／赤色／青色