「ひとりですこしあるいていると、えきまえにとうちゃくした。ふと、まえをみるとやきいものくるまがみえた」と書かれています。

また、「11月2日のおもいで」では「アイス」に色がついています。

つまり、11月1日の場面を再現したナゾの答えは「アイス」になるはずです。

では、やきいものくるまが描かれている「D」のイラストと少年が1人で駅前にいる「E」のイラストを組み合わせてみましょう。

「D」と「E」のイラストを横につなげて裏返してみましょう。

しかし、「イコールで結ばれたマス」とあるのにそんなマスはどこにもありません。

ナゾが成立していませんし、そもそもイラストも駅が途切れていたりとおかしいです。何が間違っているのでしょうか？

「やきいものくるま」は確実に文章に書かれているので「D」のイラストを使うのは間違いありません。

つまり、「E」のイラストが間違っていると考えられます。

「E」のイラストのどこが間違ってるのでしょうか？「えきまえにとうちゃくした」とありますので背景については問題ありません。

すると「少年」が間違っているとしか考えられません。ではこの場面で駅前を歩いているのは誰なのでしょうか？

このおもいでの語り手は「少年」ではなく「犬」なのではないでしょうか？

確かめるために11月1日のおもいでの場面を「犬がひとりで歩いている」と仮定して再現してみましょう。

「D」と「R」のイラストを横につなげてみましょう。そして裏返して現れたナゾを解いてみましょう。

「カイテンハエヌジー」「ピースハメルト」「コタエハ？」と書かれています。

この文章をルールや指示ではない文章として捉えてみましょう。

文章の区切る位置を変えると「カイテン は エヌジー」「ピース は メルト」「コタエ は ？」と読むことができます。

ではどのような問題なのか、「カイテン」「エヌジー」「ピース」「メルト」の文字を左右の盤面から探してみましょう。

右の盤面を見ると左の盤面の「カイテン」の文字がある位置と同じ位置に「エヌジー」の文字が、左の盤面の「ピース」の文字がある位置と同じ位置に「メルト」の文字があります。

では右の盤面で、左の盤面の「コタエ」がある位置と同じ位置の文字を読んでみましょう。

右の盤面で左の盤面の「コタエ」がある位置と同じ位置には「アイス」があります。つまりこのナゾの答えは「アイス」です。

「アイス」は11月2日のおもいでに登場するのでこの答えは合っています。

つまり、これまでのおもいでの語り手は「少年」ではなく「犬」だったということになります。

11月4日までの謎もすべて、語り手が「犬」であったとしても問題なく解けます。

では、「11月5日のおもいで」の場面を再現したナゾで何が間違っていたのかを改めて考えてみましょう。

例えば「【ハッパ】が〜ぼくのかおにむかってとんできた〜」の場面では、葉っぱが向かうのを少年の顔ではなく犬の顔にする必要があります。

どうすれば良いでしょうか？

葉っぱが書かれたイラストを下にズラしましょう。

すると「【ハッパ】が〜ぼくのかおにむかってとんできた〜」の場面が成立します。

これ以外の場面でもイラストをズラして正しく場面を成立させましょう。

「W」と「C」のイラストを横につなげて「コタロウ」の見ている先にトンボが飛んでくるようにしましょう。

「コタロウ」は「犬」ではなく「少年」の名前です。

画像のように「W」のイラストをズラしてつなげましょう。

そして、このまま裏返してナゾを解きましょう。

これは「五十音表」の一部を表しています。

答えは「セイエン」です。

「Q」を90度反時計回りに回転させたものと「N」のイラストを横につなげましょう。

そのとき、葉っぱが「ぼくのかお」、つまり犬の顔に向かうようにしましょう。

画像のように「Q」のイラストをズラしてつなげましょう。

そして、このまま裏返してナゾを解きましょう。

迷路に入る矢印からスタートして迷路から出る矢印まで進みましょう。

他の壁がないところから迷路を出てはいけません。

最短で進むとこのようになります。

「蚊のイラスト」「ゾ」「ク」を通るので答えは「カゾク」です。

「L」と「X」のイラストを縦につなげましょう。

そのとき、「ぼくのまうえ」、つまり犬の真上を飛んでいるようにしましょう。

画像のように「L」のイラストをズラしてつなげましょう。

そして、このまま裏返してナゾを解きましょう。

矢印が「ひとつ大きい数」を表しているので上の3つのマス目には数字の英語名がアルファベットで入ることがわかります。

「◻︎I◻︎◻︎◻︎」→「◻︎I◻︎◻︎」の順になっている数字の英語名を考えましょう。

マス目には「EIGHT」「NINE」「TEN」が埋まります。

指定された文字を当てはめて答えを導きましょう。

「KINEN」となるので3文字に変換して答えは「キネン」です。

「T」と「M」のイラストを縦につなげましょう。

そのとき、犬がコインを踏むようにしましょう。

画像のように「M」のイラストをズラしてつなげましょう。

そして、このまま裏返してナゾを解きましょう。

イラストはそれぞれ「ガカ」「カレハ」「ハテナ」「アカ」「ナエ」「チェア」「エイガ」「ハチ」「アゲハ」を表しています。

「間の文字を読め」は盤面でつないだときに通る文字を表しています。

「アゲハ」→「ハチ」→「チェア」→「アカ」→…とつながります。

間で通った文字は「セ」「イ」となります。

「アゲハ」→「ハチ」→「チェア」→「アカ」→「カレハ」→「ハテナ」→「ナエ」→「エイガ」→「ガカ」の順にしりとりすることができます。

途中で通った間の文字を読むと「セイカイハテギワ」となるので答えは「テギワ」です。

「V」と「J」のイラストを横につなげて裏返すとナゾが現れます。

また、このナゾは他の4つの場面のナゾを解いた後に解くことができます。

左側の4つのマス目に4つの答えを埋めましょう。

時計と縦に伸びた矢印は時間の経過を表しています。

つまり、4つの答えを上からおもいでの時系列順に埋めていきましょう。

左側は画像のように埋まります。

次にマス目の背景や枠の形を参考に右側のマス目に文字を当てはめましょう。

そして▽の法則を考えましょう。

文字を当てはめるとこのようになります。

「ね▷の」や「い▷？▷え」であることから三角は「五十音順で1つ次に進める」法則だとわかります。

右側中央にある横に長い枠には何が当てはまるのか導きましょう。

右側中央には「こたろうのくち」が当てはまります。

つまり右側下部の文章は「石の数が少ない順に、コタロウの口の裏の文字を読め」ということになります。

イラストから「コタロウの口」を探して裏の文字を読みましょう。

「コタロウ」は「犬」ではなく「少年」の名前です。

コタロウは「A」「C」「E」「N」「O」「T」「X」のイラストに描かれています。

その口の裏に書かれた文字を石が少ない順に読みましょう。

読む文字はそれぞれ1文字ずつです。

答えは「ベストフレンド」です。