STEP4の問題を解いている最中に感じた違和感や、この「最初で最後の謎解き公演」の特性から、あることに気がつくことができないでしょうか？

（次のヒントは核心に迫る内容が含まれます）

STEP4の小謎の中には、解くタイミングによって答えが異なるものが含まれていました。このことからずばり、2daysで行われたこの公演は、2日間それぞれで出てくるラストアンサーが違ったのでは？と推測されます。

もう1日のラストアンサーを知るためには、まずはこの公演がいつ行われたのかを特定する必要があります。

QRコードを読み込んでパスコードを入れたページには「２日目のご参加ありがとうございました！」と書かれていました。

この問題の答えから、２日目の干支は「いのしし年」であることがわかります。

「今日から３日後は４日」という文章が成り立つことから、２日目はある月の「１日（ついたち）」であることがわかります。

この問題の答えが「しれい」であったことから、２日目の元号は「令和」であることがわかります。

この問題の答えから、２日目の時点でのお札は「野口英世・樋口一葉・福沢諭吉」の３人であったことがわかります。

この問題の「now」がある位置から、公演が行われたのは「4月の終わりから5月の初め」頃であることがわかります。

この問題の答えが「うず」であったことから、２日目が「水曜日」であることがわかります。

以上をまとめると、公演に参加した２日目は「令和」の「いのしし年」で、「4月の終わりから5月の初め」頃の「１日」かつ「水曜日」であることがわかります。この特徴を満たす日付を、カレンダーを遡って見つけてみましょう。

これらをすべて満たす日付は、１日目が「2019年4月30日」、２日目が「2019年5月1日」しかありえません。これを元に、STEP4を解き直してみましょう。

１日目は月末のため、文章が「今日から よっか 後は よっか」となるため、答えは「よかん」に変わります。

１日目は火曜日であるため、「チューズデー」と埋まり、答えは「ちず」に変わります。

１日目は元号が平成から令和に切り替わる前日のため、現在の元号が平成に変わります。「平成昭和大正明治」として埋め直すと、答えは「しめい」に変わります。

１日目の日付で３問を解き直すことができたら、これをSTEP4の枠に埋めてみましょう。

しかし、そのまま答えを変えようとすると、右下のところで「ち」と「め」が隣り合ってしまいます。この紙の性質を考えて、うまく枠に埋める方法を考えてみましょう。

STEP4の枠には他に文字が書かれていないため、回転させても使うことができます。この枠を回転させることで、「ち」と「め」が隣り合わないように埋められないでしょうか？

枠を、２日目の形から右に90度傾けることで、答えを埋め直すことができます。

すべて埋めると以下のようになり、赤青緑のマスを順に読むと、答えは「かいし」です。

＿＿＿よ
し＿ちかい
めいずん
いし