もふもふ探偵団と伝説のリボン-エンディング 「作戦ワードは……『フレンド』だにゃ!」 チクタクが嬉しそうに宣言しました。 「やったもこ! これで最後の謎も解けたもこ!」 モコが飛び跳ねて喜びます。 「ほんと、君の背が高くて助かったぽよ! あんな高いところにあったボタン、僕らじゃ絶対押せなかったぽよ!」 ピロがあなたを見上げて笑います。 すると、テーブルの上にもう一枚の紙が現れました。モコがその紙を拾い上げて読み始めます。 「えーっと、ここには『作戦ワードがわかったらレジで店主に伝えてね』って書いてあるもこ。でも、店主さんはいないはずもこ……?」 「ひとまずレジに行ってみるにゃ!」 チクタクが先頭を切って歩き出します。 レジに向かうと、そこには小さなメモと1つのリボンが置かれていました。 「とっても綺麗だにゃ…」 「これが伝説のリボンもこ!」 「『試作品』って…これ店主さんが作ったぽよ!? すごいぽよ!」 綺麗なリボンに気を取られながらも、チクタクが小さなメモを手に取り読み上げます。 「『もふもフレンズ ファン感謝祭で謎解きイベントを開催』だってにゃ!」 「それから、『フレンドとレジに伝えに来てくれた人に渡す』だってぽよ」 ピロが興奮気味に続きを読みます。 さらにレジの近くに目をやると、印刷機の上に1枚のポスターがありました。 モコがポスターを指差して言います。 「ここに『イベント準備のためしばらくお休みします』って書いてあるもこ! それから……『○月×日~もふもフレンズ 謎解きイベント開催』って!」 ピロがポスターの文字を指でなぞりながら読み上げます。 「『あなたが当店マスコットの“くまくん”となって、もふもフレンズと一緒に謎を解き明かすイベントです』……だってぽよ! これって、僕らが今やってたみたいな謎解きのことじゃないぽよ?」 チクタクもポスターをじっと見つめて言いました。 「店主さん、これ全部お客さんのために仕掛けた謎解きだったんだにゃ」 「僕ら、自分たちで解き明かしちゃったもこ!」 モコがはっとしたように言います。 「ほんとだにゃ!」 4匹は、みんなで顔を合わせて笑い合いました。 「でもみんなで協力して謎が解けたから楽しかったぽよ! それに、君が手伝ってくれなかったら絶対無理だったぽよ!」 ピロが感謝の気持ちを込めて言います。 チクタクもあなたに向き直り、微笑みながら言いました。 「あんなに高いところにある地図のカケラも謎のカードも、僕らだけでは絶対取れなかったにゃ。本当にありがとうにゃ!」 「そういえば、僕らが動かしてしまったもの、全部元に戻しておかなきゃもこ!」 モコが突然思い出します。 「そうだぽよ! お客さんがこの謎を解いてくれるのを楽しみにしないとぽよ!」 ピロが慌てて片付けを始めます。 「店主さんの仕掛け、きれいに元通りにするにゃ!」 チクタクが指揮をとり、4匹はみんなで協力して片付けをしました。 部屋が元通りになると、ぬいぐるみたちは満足そうに振り返ります。 「次はお客さんが楽しんでくれる番もこ!」 モコが微笑みながら言いました。 「店主さん、ありがとうぽよ! きっとたくさんの人が喜ぶぽよ!」 ピロも嬉しそうです。 「僕らも、この日が来るのを楽しみにしてるにゃ」 チクタクが穏やかに言いました。 「じゃあ、また明日もこ!」 「おやすみなさいぽよ!」 「おやすみにゃ!」 もふもふ探偵団はそれぞれ元の位置に戻り、静かにおやすみしました。 部屋の中は再び静まり返り、穏やかな夜が訪れました。 ▲画像を保存してシェアしよう クリア画像、外封筒のみシェアOKです! おめでとう! 見事に「もふもふ探偵団と伝説のリボン」を解き明かした! 謎を解き明かしたことをシェアしよう! アンケートはこちら 「もふもふ探偵団と伝説のリボン」 ディレクター/謎制作:松村はな 制作進行:和泉由香里 デザイン:原耕造 校正:森﨑理紗 謎監修:堂野大樹 「Mystery for You」 企画/制作:SCRAP プロデューサー:きださおり 田口正也 サービス運用:鈴木ひかる 與座日向葵 江坂果穂 広報:髙波由希帆 クオリティチェック:櫻庭史郎 パッケージデザイン:加藤咲 システム:株式会社メタップスペイメント エグゼクティブプロデューサー:飯田仁一郎 製作総指揮:加藤隆生