Mystery for You プランテス研究所_10
「金網と取っ手を手錠でつないでから金網を上げるということか……可能性はある。カオル、手錠を取ってきてくれ」
「わかりました!」
「スマホは預かっておこう」
カオルは3階へ戻るためにその場を離れた。
しばらくの沈黙の後、先輩からスマホ越しにある事実を伝えられた。
「とってきました!」
息を切らしながら戻ってきたカオルは、金網と取っ手を手錠でつないだ。
「私は操作室へ行くから、カオルはここでうまくいくかどうか見ていてくれ」
先輩はそういうと向かいの部屋へ入っていった。
やがて金網が上がり始める。扉のロックが壊れるものすごい音がして、床の扉が開いた。
「開きました! 先輩……先輩?」
あなたはそこで、先ほど先輩から伝えられた事実をカオルに話した。
操作室はすでにプランテスでいっぱいで、金網を操作した時点で先輩
は寄生されるだろうということ。あとは二人に任せるが、無理だと
思ったらカオルだけでも逃げて欲しいということ。
「そんな……先輩……」
カオルはショックで呆然としていた。
「俺、地下室にいくよ。先輩を絶対助ける」
そう言うと、意を決したように地下室へと向かった。
「地下の研究員も全員寄生されてる……」
カオルはこれまで以上に、蔦に触れないよう慎重に進む。
「あった……機密資料だ」
カオルはみつけた資料を急いで読んだ。
「プランテスは植物でありながら日光、すなわち強力な紫外線が弱点。寄生された人間も日光に当たれば元に戻る……よし! これで全員助けられる……!」
カオルはすぐに1階へ引き返そうとした。ところが。
「入口がもうプランテスでふさがれている……! 成長が速まっているんだ!」
「焦るな、他に出入口はないか」
カオルは蔦を避けながら地下室を探索する。
「緊急脱出室……! 人間が入れば、エレベーターみたいに屋上まで直通で上がるみたいだ。もうすぐ夜明けだからこれに乗れば……!」
しかし、ドアがロックされていて開かない。
「あとは緊急脱出室の上に換気窓と、ドアの操作は……向かいの部屋か」

「くそっ! 操作室の中はプランテスだらけだ! 脱出室の扉を開けられたとしても、先輩と同じように寄生されてそこから動けなくなってしまう……!」
あなたはカオルに声をかけて落ち着かせた。
「そうだよな。こんな絶望的な状況でも、お前なら何とかする」
あなたは、作戦を伝えた。
【 ① 】へ【 ② 】を投げ入れる。
【 ③ 】に入って緊急脱出室の扉を開ける。
あなたが【 ④ 】と叫ぶ。

脱出方法がわからない
緊急脱出室の扉を開けるには操作室に入ることが不可欠です。つまり、カオルがプランテスに寄生されることは避けられません。

ヒント2
プランテスに寄生されたあと、どうにかして脱出室まで移動させる必要があります。幸い部屋は向かい合っており、まっすぐ歩きさえすればたどりつけます。

ヒント3
プランテスに寄生された人間が反応する言葉がありました。「名前」です。カオルの名前を呼べて、換気窓から脱出室にあらかじめ投げ込んでおけるアイテムを考えましょう。

ヒント4
あなた自身がスマホ越しに叫べば良いのです。

答え
「換気窓」へ「スマホ」を投げ入れる。「操作室」に入って緊急脱出室の扉を開ける。あなたが「カオル」と叫ぶ。