Mystery for You STREET NAZO ART_04
「流石すぎます、先輩! 僕(ぼく)まだ一つ目の謎を解いているところでしたよ!?」
丸尾が目をまん丸に見開き、大仰(おおぎょう)な身振(みぶ)りをしてみせる。
かと思うと、今度はその目をキラリと輝(かがや)かせ、嬉(うれ)しそうな顔で話を続けた。
「ところで、知ってますか? シンクボーイは実は”予言者”だってウワサ……」
丸尾の突拍子(とっぴょうし)もない発言に、少しキョトンとしてしまう。
「なんだそれ。誰(だれ)が言い始めたんだよ、ありえないだろ」
鼻で笑うようにして返したが、丸尾はいたって真剣(しんけん)な顔である。
「本当ですよ! まだごく一部でささやかれているだけですけど…… これ、ガチですよ!」
そう言うと丸尾は、机の上にあった橋元市の観光マップを広げ、説明し始めた。
~『橋元市観光マップ』を開いてください~