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  2. トンネルの先の料理屋にて(2)

トンネルの先の料理屋にて(2)

目を覚ますと、電車は見知らぬ駅にとまっていた。
私以外の乗客はみんな降りたのか、周囲には誰もいない。

ためらいながら電車を降りる。
どうやらここはトンネルをぬけてすぐの駅らしく、背後にはぽっかりと黒い穴が開いている。
その闇やみを覗のぞきこんでも奥おくは見えず、なんとなく私を拒こばんでいるようで、思わず視線をそらしてしまった。

改札のようなものをぬけて、駅の周りを確かめようとするも周囲は人家などが何もない山間の草原のようだ。
耳をすましてみると祭囃子のような音が聞こえる。

まてよ、祭囃子?

「……それでね、長いトンネルをぬけてようやく着いた駅が無人駅でさ。周りには何もないのに、遠くから祭囃子が聞こえてきたり……」

まさかとは思ったが、明らかにここは怪談話で聞いた異世界と一致いっちしていた。
信じがたい状況じょうきょう。
焦あせって歩きだした、そのときだった。

足元の段差に気づかず、手をついた拍子ひょうしに、左側に鋭するどい痛みが走る。
見ると、何かで切ったらしく、手のひらから血がにじんでいた。
痛みをこらえながら、とにかく人のいそうな場所を探して歩いた。

***

どれくらい歩いただろう。
ふと、鼻先をかすめる匂においに足が止まる。
あたたかい、食べ物の匂い。

視線を上げると、そこには小さな料理屋があった。
「いらっしゃいませ」と書かれた札が、控ひかえめにゆれている。

(……営業してる?)

半信半疑のまま、私は扉とびらを開けた。

ちりん。
澄すんだ音が、静かな店内に響ひびく。

「いらっしゃ……あら?」

声をかけてきたのは、エプロン姿の女の子だった。
年齢ねんれいは私と同じくらいだろうか。
柔やわらかい雰囲気ふんいきで、どこか安心する笑顔。

「どうしたの? その手……」

左手の傷に気づいた彼女かのじょは、すぐに奥から救急箱を持ってきた。

「うん、大丈夫だいじょうぶ。深くないね」

慣れた手つきで消毒し、包帯を巻いてくれる。
その間、私はようやく息をついた。

「ありがとうございます……」
「どういたしまして。私はナミ。ナミちゃんって呼んでね。で……」

ナミちゃんは包帯を結び終えると、にこっと笑って言った。

「それじゃ、しばらくここで働いてもらうからよろしくね!」
「……え?」

聞きかえす間もなく、彼女は続ける。

「あなた、なんでここにいるのかよくわかってないんでしょ? そんな状態でふらふらしているよりここで働いている方がいいじゃない!」

確かにその通りだ。でもいきなり知らない場所で働くなんて_

「ちゃんとノルマもあるし、終わったら解放してあげるから」

指差された先を見ると、壁かべの一部がくぼんだ棚たなのような場所に砂時計のようなものが飾かざられていた。
中には、砂ではなく、小さな石が入っている。

「この石が、全部下に落ちるまでがノルマ。でもね…」

ナミちゃんは、少しだけ真剣しんけんな顔になった。

「この砂時計、ひっくり返すと時間が巻きもどっちゃうの。せっかく達成した分も、最初からやり直し。だからさわらないようにしてね」

冗談じょうだんなのか、本気なのかわからない口調だった。
とまどう私をよそに、ちりん、と再び扉の音が鳴る。

「いらっしゃい! お好きな席にどうぞ!」

ナミちゃんが、明るく声をかける。
店に入ってきたのは、サラリーマン風の男。
その瞬間しゅんかん、店のカウンターに置かれた機械が、低くうなるような音を立てる。

ガチャン。

数枚の紙が、吐はきだされた。
意味不明な文字列が並んでいる。

「それ、暗号」

ナミちゃんは、当たり前のように言った。

「解くと、お客さんが”もう一度食べたいと願っている料理”を食べていた日や、その情景とかがわかるの」

「……もう一度食べたいと願っている料理?」

「うん。昔は料理名が出てきてたんだけど、最近はたくさんの人が来たせいか、情報がこんがらがっちゃって。暗号になっちゃうみたい。だから君の仕事はこの暗号を解くこと。ついでに配膳はいぜんもお願いね」

私は紙を手に取った。

「ちなみに、このお店に来た人は必ず一品、料理を受け取らないと外に出られないの。だからがんばって解いてね」

ここがどこなのか、なぜ私がここで働かないといけないのかさっぱりだった。
しかしナミちゃんの言う通り、私はどこにも行く場所がない。

とにかく、暗号を解いてみよう。
そうして私は、この不思議な料理屋での仕事を始めることになった。

封筒Aを開き、謎を解いて、サラリーマンが食べたい料理のキーワードを導こう
(数字以外の答えはすべてひらがなで入力すること)




 日付

年

月

日






した日


「ギガ」「北」などが書かれた暗号がわからない

記号や「ギガ」、「北」には、すべてアルファベットが当てはまるようだ。「ギガ」と「北」をアルファベットにすると何になるか考えてみよう。

さらにヒントを見る

「ギガ」はG、「北」はNとなるようだ。次は、それぞれの記号に当てはまるアルファベットを矢印の数字にしたがって考えよう。

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アルファベットの順番を考えてみよう。Nの次はOになるはずだ。他の記号も同様に、アルファベットを当てはめていこう。

答え

答えは「ひるごはん」だ。

マスの上下左右に漢字が書かれた暗号がわからない

右側のマスに入る漢字を考えてみよう。□酸はシュワシュワした飲み物に入っているものだ。

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真ん中のマスに入る漢字を考えてみよう。写□は瞬間を記録したものを表す単語だ。

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左のマスに入る漢字を考えてみよう。□香は仏壇ぶつだんやお墓にお供えするものだ。

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それぞれの漢字は「炭」「真」「線」になる。各漢字の読み方を考えてみよう。謝罪を表す言葉になるはずだ。

答え

答えは「すみません」だ。

「気持ち」「学校」「上下関係」と書かれた暗号がわからない

それぞれの対義語を考える暗号のようだ。まずは気持ちに関する「悔いなし」の対義語を考えてみよう。

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「悔いなし」の対義語に当てはまるのは「後悔(こうかい)」だ。次は学校に関する言葉を考えてみよう。マスの模様から「こうかい」を分解して当てはめることで言葉が埋まりそうだ。

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学校に関連する左側のマスに当てはまる言葉は「開校(かいこう)」だ。次は開校の対義語を考えてみよう。

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「開校」の対義語に当てはまるのは「廃校(はいこう)」だ。次は上下関係に関する言葉を考えてみよう。マスの模様から「はいこう」を分解して当てはめることで言葉が埋まりそうだ。

答え

答えは「せんぱい」だ。

3つのイラストが縦に並んでいる暗号がわからない

各イラストがあらわす言葉を左側のマスに当てはめていこう。1番上のイラストは、道に壁があって通れない様子が描えがかれているようだ。

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1番上のイラストが表すのは「いきどまり」だ。次に2段目について考えてみよう。「いきどまり」が埋まったことで1文字目は「ど」、3文字目は「り」となるようだ。またイラストは天秤てんびんにまったく同じものが乗せられている様子が描かれているようだ。

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2段目のイラストが表すのは「同量(どうりょう)」だ。次に3段目について考えてみよう。「どうりょう」が埋まったことで2文字目は「ょ」、3文字目は「う」、4文字目は「ど」となるようだ。またイラストは手をきれいにしている様子が描かれているようだ。

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3段目のイラストが表すのは「消毒(しょうどく)」だ。消毒を矢印の通りに入れ替えて答えを導き出そう。

答え

答えは「しょくどう」だ。

とある場面が書かれた暗号がわからない

他の暗号で得た答えを埋めていこう。答えを埋めていくと、お客さんの名前や、場面の日付、出来事がわかるようだ。

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日付に関する情報はテレビの中にあるようだ。

答え

答えは「対象者の名前:すどうごう」「日付:2019年5月1日」「出来事:しごとでミスした日」だ。

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