トンネルの先の料理屋にて(9) ナミちゃんは少しとまどいながら、人参のソテーを出してくれた。 (さすがに素材そのままは、料理屋としてありえないか……) それを運ぶと、少女は困ったように眉尻まゆじりを下げた。 「無理して食べなくて大丈夫です。お帰りは、最初にいた駅の方へ」 彼女は小さく頭を下げ、静かに店を出ていった。 壁の時計は、やはり動かない。 そしてまた、扉の音。 やはりあの老人だ。 私は入口に近い席へ案内し、彼の言葉を思いだす。 やさしい妻。 忘れなかった約束。 彼が手を付けないものは……‼︎ 老人が食べない食べ物: ※ひらがなで入力してください 老人の言葉を思い出す 老人に何を提供すればいいかわからない 老人の話を振り返ってみよう。 さらにヒントを見る 「正直、ぎんなんは大好物だったんだ。でも、食べるのはやめたよ。妻を心配させたくなかったからね」 答え 答えは「ぎんなん」だ。