『Re:ゼロから始める異世界生活 交錯する異世界からの脱出』謎付きクリアファイル限定特別ストーリー
ロズワール邸での『ミーティア』をめぐる騒動から数日後。
無事に開催された『仮装パーティー』の片付けも終わり、スバルは使用人として働く日常に戻りつつあった。そんなある日のこと――。
エミリア「ここにいたのね、スバル」
スバル「ん? どったのエミリアたん?」
エミリア「あのね、さっきお屋敷にスバル宛のお手紙が届いたの」
スバル「俺に手紙? こっちにきたばっかで知り合いもろくにいねぇのに、送り主にまったく心当たりがないんだが……」
スバルが手紙を開くと、そこにはこう書かれていた。
「スバルへ。『仮装パーティー』のときに着ていた探偵の服で森まできてね」
スバル「差出人は……不明か。つってもこの拙い筆跡から推理するに、アーラム村のガキんちょたちあたりが候補か?」
エミリア「あ、誰からもらったかは内緒よ。それより、お仕事がひと段落したら一緒にいってみない?」
スバル「まぁエミリアたんがそう言うなら、危険はなさそうだしいってみますか!」
さっそくお手製の探偵衣装に着替え、エミリアとアーラム村の傍の森に向かうスバル。
しかし、その道中で大きな檻が出現! スバルは中に閉じ込められてしまった!
スバル「うおおお!? イタズラにしちゃなかなか手が込んでるじゃねぇか……!」
スバルの前にひらひらと落ちてきたのは、『ちょうせんじょう』と書かれた紙。
どうやら檻から脱出するには『ちょうせんじょう』に書かれた暗号を解いて、合言葉を叫ぶ必要があるらしい。
スバル「手紙と同じ筆跡、やっぱりペトラたち村のガキんちょの仕業か? しかしこの檻の頑丈さといい『ちょうせんじょう』の凝り具合といい、こりゃラムとレムあたりも知恵を貸していやがるな……? そこんところどうなの、エミリアたん」
エミリア「ふふ、それもスバルには内緒なの。でも謎が解けたらみんなからのご褒美があるから頑張ってね!」
スバル「今の返事でだいたいの経緯も推理できちゃったけど、つまりこれは『名探偵ナツキ・スバルへの挑戦状』ってわけだな! この程度のトラップ、俺の推理ですぐに脱出してやるぜ!」
スバルは檻の中から脱出するため、さっそく暗号を解き始めることにした。
まずは『ちょうせんじょう』の謎を解き、檻から脱出するための合言葉を導こう
3の謎
それぞれの言葉は、矢印の前後で以下のように入れ替わっているようだ。
- ・ス「バル」が「バル」ス
- ・む「ざい」が「ざい」む
3の謎(答え)
法則に則ると、さ「なぎ」は「なぎ」さになる。 従って答えは「なぎさ」となる。
4の謎
「悪い」の反対語が③②、「本当」の反対語が④⑤、「下」の反対語が④①に、それぞれ入るようだ。
4の謎(答え)
「悪い」の反対語は「良い(よい)」、「本当」の反対語は「嘘(うそ)」、「下」の反対語は「上(うえ)」だ。 従って、答えは「えいようそ」となる。
5の謎
さらにヒントを見る
文字の位置と数字に注目すると、以下のことがわかる。
- ・12:掛け合わせると12になる数字が交差するマスを左から読んでいる
- ・6+り:掛け合わせると6になる数字が交差するマスを左から読み、最後に「り」をつけている
これらのことを踏まえると「4+し」は何と読むことができるだろうか?