3つ先の部屋に入ると、ダイヤチームが先にいた。入ってきた扉が施錠され、モニターに問題が表示された。

「この部屋のイベント：あなたは”料理人”になった。『包丁』『コックコート』『皿』の３つのアイテムを手に入れる。」

部屋にあった箱の中を見てみると、表示通りの3つのアイテムが入っていた。

「すごいですね、こうやってアイテムをゲットしながら進んでいくんだ。」
メンバーの1人、高校生くらいの男子がつぶやく。
「あ、僕はツバサっていいます。高校3年生です。よろしくお願いします。」

それを見ていたもう1人の若い男性も口を開く。
「お前、なんでそんな簡単に受け入れられるんだ？ 馬鹿馬鹿しい。大体俺たちはなんでこんなことをさせられてるんだ。まずお前たちも誰なんだ！ 皆グルで俺をダマしてんのか？ 一体何なんだよこれは！」

それを聞いた1人の女性も口を開く。
「や…やめましょう、協力、しませんか…？ 私たちも訳はわかりませんよ…
いわゆるデスゲーム、みたいなことなんでしょうか…？ でも、今は目の前の謎を解き明かしていくことしかできないし、抗ったら最初の彼のように命を… と、とにかく協力しましょう。私のことはサラって呼んでください。」

「こんなの納得できるかよ…！ はぁ…でも仕方ねえのか。…まだ俺はお前たちも信じてないからな。俺のことはジンって呼べ。」

「ジンさん、仲良くしましょ！ そして”この部屋のイベント”っていうのは、実際に僕たちの身に降りかかって起こるわけじゃなくて、あくまで双六としての要素みたいですね。でもアイテムは実際手に入ると。なんだかワクワクします！」
「ったく、これにワクワクするってどんな神経してんだ？」
「とにかく、先へ進む方がよさそうですね。謎を解いていこう。」

モニターに表示されている問題を1問解き、答えを入力しよう。

謎1

謎2

謎3