宛先知らずのラブレター STEP3
あなたは、手紙に隠された真のメッセージに気づきました。
ーーひな祭り、そして手紙の消印から2日後の6月12日。片方は和菓子屋の娘が自殺した日。もう片方は会社員の女性が行方不明になった日です。
自殺した娘は公園で発見されたのではなかったでしょうか。行方不明の娘が最後に目撃されたのは、海の近くだったはずです。
あなたは震え上がりました。
この手紙はラブレターなどという可愛らしいものではなく、殺害予告だったのです。
おそらく行方不明の彼女も、もう生きてはいないのでしょう。
あなたの手元には、封を切っていない手紙がもう1通。これは、誰に宛てた殺害予告なのでしょうか? 犯人はもう相手を殺してしまっているのでしょうか?
震える手で残った封筒を開きます。1行目に書いてあった言葉は「金色の髪に、四葉のマークの帽子が似合うあなたへ」。
思わずあなたは息をのみました。
この街で四葉のマークの帽子といえば、郵便局員が被るものです。
そして、この街で郵便局は自分の所属する想南郵便局だけ。さらに、金髪の人物はその中で1人だけです。
「先輩……」
今狙われているのは、あなたの先輩です。今日、先輩は午後休みの予定だったので、もう帰宅しているはずです。
いつ、どこで先輩が襲われるのか。
どうにかして突き止めなくてはいけません。
【緑色の封筒を開き手紙を読もう。手紙に込められた真のメッセージがわかったら、WEBに入力しよう】
緑色の封筒の内容物:手紙…1枚