奈良 謎解き寺巡り 解説ページ
奈良 謎解き寺巡りにご参加いただきありがとうございました。
あなたが今回の旅で、どんな謎や”ふしぎ”と出会ったのかを振り返っていきましょう。
【プロローグ】
あなたを導くのは鹿のハナシカ。
LINEで「ハナシカ」と送ると、ハナシカの現在の情報が手に入ります。
【第1章 興福寺のふしぎ】
あなたがまず巡ったのは興福寺。
お寺の敷地内を、ハナシカの用意したスゴロクを使って歩いていきます。
スゴロク指示に従い進んでいくと、南円堂というお堂の前で【オマイリ】というふしぎワードに出会います。
南円堂の幕を見ると、鹿が描かれています。
謎の画像の鹿せんべいがある場所のうち、鹿のいない場所だけを左から読むと
答えは「しめなわ」となります。
スゴロクの指示に従って進むと、次は手水舎で【ツカ】というふしぎワードに出会います。
水を吐く龍の見つめる先には、灯篭がありました。
そこに彫られた文字を見て謎を解くことができました。
横に書かれている漢字と組み合わせてできる二時熟語を埋めていき、矢印の通った文字を読んでいくと答えは「うらない」となります。
スゴロクの指示に従って進むと、次は三重塔の前で【カイダン】というふしぎワードに出会います。
三重塔の建物の模様を上から順番に並べることで、謎を解くことができました。
答えは「ようかい(YOUKAI)」となります。
スゴロクの指示に従うと、道なりに二階建ての建物を見つけます。
そこでスゴロクは上がりマスに辿り着きます。指示通り、P8を読み進めましょう。
P8には「ファイルバッグから確認手形を取り出し、そこに書かれた謎を解け」という指示がありました。
「今目の前にある建物」とは、先ほど見つけた二階建ての建物のことです。
「屋根にある顔」を探してみると、このような顔が見つかりました。
この顔から迷路を辿っていきましょう。
通った文字を読むと、答えは「ちゅうこんどう」となります。
ハナシカに「ちゅうこんどう」と送ると、中金堂へ入る指示が送られてきます。
中に入り、P8の②の謎を解きましょう。
仏像を入口から出口まで歩いて見つけた順番に辿っていくとこのようになります。
通った文字を順に読むと「赤いさとりの間よめ」となります。
「さとり」とは「悟り」ではなく「さ」と「り」と考えることができました。
盤面の中から赤文字の「さ」と「り」を探し、間を読むと、答えは「ふくげん」となります。
「ふくげん」とハナシカに送ると、【オシエ】というふしぎキーワードの書かれた画像が送られてきました。どうやらこれがこの章に隠されたふしぎのようです。
ふしぎに挑むため、ハナシカに「オシエ」と送ると謎が送られてきます。
スゴロクで振られていたサイコロには文字が書かれていました。
それぞれの目に書かれていた文字を当てはめると、「興福寺のマークの裏の鹿を青い雲の上に乗せ、目線の先を読め」となります。
鹿は、最初にキットを受け取った際にもらった花びらのような形の紙に描かれていました。
この紙を青い雲の上にこのように乗せることができました。
鹿の目線の先を読むと、答えは「かけはし」となります。
【第2章 ならまちのふしぎ】
「ならまちのしおり」を完成させるために、P13、P15の6問を解きます。
謎A
漢字はどれもひらがな2文字の単語になるのでひらがなに変換して、左半分が濃い場合は1文字目、右半分が濃い場合は2文字目を読みます。よって答えは「こうふくじ」となります。
謎B
二次元コードから見られるのは南都銀行本店の建物を紹介するウェブサイトです。建物の円柱には羊の彫刻がほどこされていると紹介されています。したがって、赤枠の右半分には「羊」が入ります。6つの選択肢のうち「羊」とくっついて漢字になるものは「洋」「群」「鮮」です。それぞれの下のひらがなを順番に読むと、答えは「やまとたちばな」になります。
謎C
数字の書かれた図形は漢字の上に配置されていて、ふりがなに対応しています。「せいしゅ」と「こた(え)」がふりがなです。記号は子音(丸がア行、ダイヤがカ行、ハートがサ行、星がヤ行)に対応しており、数字は母音(アイウエオの順に1~5)に対応していることがわかります。これに従うと、答えは「かすがたいしゃ」となります。
謎D
格子には黒い縁取りがあります。②を囲む縁取りはカタカナの「カ」の形をしています。したがって②は「カ」と読めます。①③④は数字が回転しているので、数字が正しい向きになるようにイラストを回転させて文字を読むと、答えは「シカヨケ(鹿よけ)」となります。
謎E
身代わり申に書かれた文字を読むと「ひとつだけのものひだりからよもう」「うりとからまつ」という文章になっています。指示の文書のひらがなも含めて、重複する文字にバツを書くなどしていくと一部の文字が残り、答えは「まよけ」となります。
謎F
全員の注文を満たすように別々のかき氷を選びます。無言の人には何色を渡しても大丈夫です。
①まず一番右の人には黄色のかき氷を渡します。
②右から2番目の人は「両隣の2人の色を混ぜた色」と言っています。この6色のうち混ぜて作ることができる色は紫(赤+青)と緑(青+黄色)しかありません。一番右の人にはすでに黄色を渡しているため、右から2番目の人には緑を、左から2番目の人には青を渡すことになります。
③残った色は赤、紫、白ですが、このうち「い」をつけて形容詞にならないのは紫だけです(他は「赤い」「白い」という形容詞になります)。したがって渡すかき氷は左から紫、青、緑、黄色となり、書かれたひらがなを読むと、答えは「ひむろじんじゃ(氷室神社)」となります。
6問が解けた後
謎A~Fの答えを使いD-2と書かれたマスには謎Dの答えの2文字目を入れます。謎Dの答えは「しかよけ」だったので「か」を入れます。この要領でいくつかのマスに文字を入れるとこのようになります。
これは五十音順に並んだひらがなの一部を表しています。したがって黒い枠に入る文字は左から順に「き」「ほ」「う」となります。枠には濁点もついているので濁点をつけて読むと、答えは「きぼう」となります。
ならまちのふしぎの謎
ハナシカに「きぼう」と送ると、ふしぎアイコンの書かれた画像が送られてくるので【】内の「ブンカ」と送ります。するとこの謎が出題されます
①身代わり猿に関する説明はP14にありました。P14とP15に描かれた身代わり申と、ファイルバッグに描かれた身代わり申を組み合わせて、冊子を開いた状態でファイルバッグに差し込むと、5つ連なった身代わり申を2つ同時に作ることができます。
②茶色い線があみだくじになっているので、やまとたちばなのイラストからたどると、「ほうせきからたどれ」と読むことができます。
③「ほうせき」とは、P14で「ほうせき」はかき氷のことを意味していることがわかります。
④かき氷からあみだくじをたどると、線が裏側に続いていました。裏の丸い穴と、冊子の背表紙が組み合わさって、「シルクロード」と文字を読むことができます。
【第3章 奈良公園のふしぎ】
ハナシカが、名前のわからない街にあるものを、特徴から推測して回答を送りながら街を歩きました。
1つ目の目印
答えは「時計」です。
2つ目の目印
答えは「自動販売機」です。
3つ目の目印
答えは「電信柱」です。
間違い探し1
回答した目印やハナシカの案内に従って進み到着した場所で、この情報をみて間違い探しをします。
「石子」という文字の部分が、「小豆」になっているので、答えは「3」です。
4つ目の目印
答えは「信号」です。
間違い探し2
ハナシカの案内に従って進み到着した場所で、この情報をみて間違い探しをします。
「たたく」の部分の「女の子」が、「お婆さん」になっているので、答えは「2」です。
間違い探し3
ハナシカの案内に従って進み到着した場所で、この情報をみて間違い探しをします。
絵の右下に描かれていない「ハナシカ」が追加されているので、答えは「9」です。
奈良公園ふしぎの謎
ふしぎアイコンの書かれた画像が送られてくるので【】内の「シカ」と送ります。するとこの謎が出題されます
①「鹿に?の書かれたマーク」は、この時に送られてきていました。このマークを押します。
②「白い四角が9つ並ぶのマーク」は、画面の右上にありました。このマークを押します。
③信号は、ハナシカが信号について説明しているメモのことを表しています。その上に書かれた4文字を読むと、答えは「ミチビキ」となります。
ここで3章がクリアになります。
【第4章 仏像のふしぎ】
この章では、仏像について詳しくなることができました。
まずは、仏像の種類を見分けるクイズです。
1問目の答えは「菩薩」
2問目の答えは「如来」でした。
次に、仏像の豆知識について知っていきましょう。
豆知識は、透明シートとP25の導きの盤面を使うことで調べることができました。
それぞれの、盤面と透明シートの組み合わせ方はこのようになります。
矢印から始めてGまで最短距離で進んだ時に通る、1、3番目の文字を読むと
如来の答えは「ちえ」、
菩薩の答えは「はす」 、
明王の答えは「きば」、
天の答えは「おに」となります。
次は、仏像のルーツについて知っていきましょう。
指示通り、先ほど豆知識を調べて埋めた空欄と同じ色の空欄をP25で見つけて、埋めていきます。
この図は1週間を表していました。曜日を空欄に埋めて123を読むと、答えは「インド」となります。
最後に、仏像の印相について知っていきましょう。
まず調べるべき印相はこんな形でした。
冊子からこの手の形を見つけて如来を完成させましょう。
すると答え「おむかえ」がわかります。
次に調べたい印相はこんな形でした。
冊子からこの手の形を見つけて如来を完成させましょう。
すると答え「めいそう」がわかります。
仏像に詳しくなると、ハナシカから【イノリ】というふしぎワードの書かれた画像が送られてきました。この章に隠されたふしぎを解き明かしましょう。
キーワードを導くには、冊子の情報を見返す必要がありました。
知恵が詰まっている仏像の種類はP22を読むと「ニョライ」
ならまちのマンホールに描かれた桜の2種類はP18を読むと「ヤエザクラ」
古代の奈良が沈んでいたものはP20を読むと「ミズウミ」だということがわかります。
それぞれのキーワードをP23で探して順に線で繋ぎましょう。
ここまでが終わると次の指示が出されました。
黄色いハートは半分ずつになっていて、P23とP7にありました。
ハートが完成するようにページを折り込んでみると、矢印が現れて次に行くべき場所である「東大寺南大門」指し示されました。
ハナシカに「東」と送り、東大寺南大門に向かうと次の指示が出されました。
ページを折り込んでスゴロクが変わったことでその場所からもう一度遊ぶことができるようです。
スゴロクの指示に従うと大仏殿中門の前で、【ハシラ】の謎に出会います。
四角い穴の数だけ通り抜けるので、往復してスタートと同じ側に戻ってくるのは穴の数が偶数である「鬼」と「門」。よって答えは「鬼門」となります。
さらにスゴロクを進めると上がりマスに辿り着きました。
上がりマスの指示も変わっているので、今回はP26を読みましょう。
目の前にある大仏殿中門の中にある仏像を見て謎を解きます。
正しくカードを配置するとこのようになります。
矢印が通った文字を順に読むと「大仏様の印相の意味調べろ」となります。
東大寺の大仏様の印相はLINEで送られてきた画像で確認することができました。
同じ手の形を冊子から探して如来を完成させましょう。
右手はP24、左手はP26で見つけることができるようです。
印相を完成させると、先ほどと同じように意味が枠の中に現れます。
よって答えは「ねがいごと」となります。
【最終章 奈良のふしぎ】
「最終章は、私のとっておきの場所にご用意しました。」と言われて、写真に写ったハナシカの足跡をたよりに東大寺の境内を進みました。
その道中では、各所の案内や物語の紹介がありました。
そうして二月堂へと辿り着きました。
どうやら二月堂の舞台にあるものを使って謎を解く必要があるようです。
正しい組み合わせで線を繋ぐとこのようになります。
通らなかった文字を右から読むと「760年とけしきみくらべないもの」となります。
760年の情報はP20に書かれていました。
実際に今二月堂の舞台から見えている景色と見比べてないものが答えとなります。
よって答えは「七重塔」でした。
これをハナシカに送ると、これまでのようにふしぎワードが送られてくる…と思いきや、
ハナシカは「最後のふしぎはご自分の力で見つけていただきましょう」と言います。
「2つの食べかけの大好物の間を見て、最後のふしぎに挑め」という言葉を手がかりにふしぎを見つけなければなりません。
ハナシカの大好物とは、最初に送られてきた情報で「鹿せんべい」とわかりました。「2つの食べかけの大好物」は、確認手形の表裏にある食べかけの鹿せんべいのことでした。
間を見るため、表と裏にある鹿せんべいを剥がしてみると、確認手形を開くことができました。
中にはこのような模様が描かれています。
最終章のアイコンらしきものが描かれていますが、五重塔の屋根が4つしかありません。
少しかけたアイコンを完成させる必要がありそうです。
ファイルバッグと確認手形をこのように組み合わせると、アイコンを完成させることができました。
その時【】の中に現れた言葉は「ミヤコ」。
これをハナシカに送って、奈良のふしぎに挑みましょう。
奈良のふしぎはこのようなものでした。
「輝く歴史」は、冊子の表紙に貼られたシールのことでした。
シールを剥がすと中には、1と5の目のサイコロが描かれています。
サイコロを文字に変換する方法は知っていたはずです。
しかしこれまでハナシカが振っていたサイコロを見返すと、1と5の目は出ていなかったようです。
これではサイコロに描かれた文字を知ることができません。
ではスゴロクで振る以外に、サイコロを見る方法はないでしょうか?
サイコロはハナシカがスゴロクの途中で持ってきたもので、今も変わらず持っているはず。
それならハナシカに持ち物をみせてもらえば良さそうです。
そういえば最初に「ハナシカ」と送ることで現在のハナシカの情報がわかりました。
あの時はまだサイコロを持っていなかったので持ち物に表示されませんでしたが、改めて送るとサイコロが増えていました。
よって最後の答えは「誇り」となります。
こうしてあなたは奈良のふしぎをすべて解き明かすことができたのでした。