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  2. 謎だらけのグランドホテルからの悲鳴 解説

謎だらけのグランドホテルからの悲鳴 解説

みなさま
本作品を遊んでいただきありがとうございました。
どのようなエンディングを迎えたのでしょうか。
ここからは、謎解きの答え、そしてどうすれば真相にたどり着けたのか、解説を行ないます。

ー解説ー

まずは謎解きの解説について。
「各キャラクターの謎解きカード」と「司会者の部屋Ⅱ」の解き方は、キャラクターブックに記載してありますのでそちらをご覧ください。
それ以外の謎解きについて解説をしていきます。

「司会者の部屋Ⅰ」は、色がついていない部分の形をじっくり見るとアルファベットのPICO(ピコ)と読むことができます。
「司会者の部屋Ⅲ」は、マス目に書かれているアルファベットを縦に一列ずつ見ていくと、黒い線でつながっていることがわかります。TとVの間、AとCの間に入る文字を考えると、このマス目がアルファベット順に並んでいる法則であることがわかり、それぞれUとBが当てはまります。同じように他の列でもアルファベット順に当てはめていくと、左からURUUBI(閏日)と読むことができます。答えは4桁の数字とありますので、2月29日つまり0229となります。

「謎解き大会スタッフからの情報Ⅰ」は、〇〇に入る文字が2文字であることがわかります。
「夏の始まり」→なつの1文字目と読み解いて「な」、「冷蔵庫の中段」→れいぞうこの真ん中と読み解いて「ぞ」となり、「なぞ」が答えとなります。
「謎解き大会スタッフからの情報Ⅱ」は、それぞれ矢印の方向に読むことができる共通する漢字を考えると、左側が「金」右側が「庫」となり、答えは「金庫」となります。
「謎解き大会スタッフからの情報Ⅲ」は、イラストのたぬき、こけし、けしごむのイラストから、「た」と「こ」と「ごむ」の文字を消して、「われわれ」となります。
「謎解き大会スタッフからの情報Ⅳ」は、ぶどうが0、ぴーまんが2、みかんが1という法則が◯が文字に含まれている数と気付くことができれば、おむらいすは3、いちごは0、ぱぱいやは4なので、答えは「304」となります。
「謎解き大会スタッフからの情報Ⅴ」は、問題の表が50音順であることに気が付ければ、「さいかい」という答えになります。

ここからは犯人にたどり着く手がかりです。
今回の犯人を探す方法は、時系列の整理では誰も絞り込むことができないようになっています。誰が何をプレゼントしたのか。そして「警察からの追加情報」から出てくる情報を元に推理していくことが重要でした。

まず、「警察からの追加情報①」では、口から微量の泡を吹いていたことから毒殺の可能性が考えられます。また手に傷があることから、そこから毒物が混入されたのではないかとも考えることができました。
手に傷を付けられそうなものは、「ショウイチの部屋①②」の情報から、所持していた釣り竿に毒針が付けられていることが判明し、ショウイチが何らかの方法で釣り竿を使って司会者を襲った、または「ヒカリの金庫カード」、「司会者の部屋③」の情報から、プレゼントしていた万年筆に何らかの方法でフグの毒を付け襲ったのではないかと推理することができました。

さらに「ホテルに関する情報⑦」を見ると、カップルの背後に細い棒のようなものを使って、4階と5階で何らかのやり取りを行なっている人物が写っています。401号室と501号室で何かの受け渡しを行なっているようで、401号室にいるのはナゾミでした。しかしナゾミは細い棒状のものを持ってはいませんし、注意深く写真を見ると、壁時計の位置やホテルの排水パイプの位置が館内マップと異なっていることがわかります。また部屋が2フロア離れている、左手の薬指をうめてくれといった情報も「ホテルに関する情報①」と照らし合わせると、どうやら写真が左右反転していると考えると辻褄が合います。
ということは、受け渡しをしていた部屋は401号室と501号室ではなく、403号室と503号室ということになります。503号室にいるのはもちろん司会者です。
では403号室にいたのは一体誰でしょうか。細い棒状のものは釣り竿ではないかと考えられますので、この人物は釣り竿を持っているショウイチかヒカリとなります。「司会者の金庫カード」の小切手の差出人の名前と、「ショウイチの金庫カード」の全問題の答えの右上に穴が空いていることから、ショウイチが釣り竿に突き刺してやり取りをしていたことがわかります。ちなみに、「ショウイチの部屋①」では部屋の番号が03の数字のみ見えていて、すでに304号室ではないことがわかるようにもなっています。

この問題の受け渡しの際に毒針で手に傷がついた可能性もありますが、「警察からの追加情報②」から被害者の舌から毒物が検出されたことが判明、ショウイチが犯人である可能性は低くなりました。口に含むことのできるプレゼントといえば、トクタが渡した紅茶が浮上しますが、「ホテルに関する情報③」の断水していたという情報から、紅茶を淹れることはできないことがわかります。ヒカリがプレゼントしていた万年筆は、ショウイチのキャラクターブックにショウイチの父が万年筆を舐める癖がある、という表現が書かれていることから、万年筆にフグの毒を入れて舐めさせたのではないかと考えることができました。実際にヒカリのプレゼントした万年筆は使用された形跡があります。ただ、確実に司会者が万年筆を舐めていた確たる証拠は見つかりませんでした。
さらに「警察の追加情報③」を見ると、舌の上の毒は一点ではなく、広く全体に付着していたことがわかりました。
もしヒカリの万年筆を舐めていたとしたら、ペン先は尖っているので点のように毒が付くのではないか。広く全体に付着していたというのには違和感が残ります。
何か他の凶器があるのではないかと考え、「司会者の部屋②」のナゾミがプレゼントした謎に注目してみると、A.でんわかけろと答えが現れていました。❶〜❺までの四角に囲まれた部分を順番に読んでいくと「Aをぬらせ」と読むことができます。さらによく見ると、でんわかけろの「で」と「ろ」の部分がうっすら半分滲んでいることがわかり、Aの部分を濡らすと文字が浮かび上がってくるしかけの特殊な紙になっているのではないか、と考えることができました。文字が浮かび上がっているということは、司会者はAの部分を濡らしているということ。では一体何を使ってこのAの部分を濡らしたのか、それが今回のトリックとなっていました。「ホテルに関する情報③」から、ホテルは20:30から断水をしており水を流すことはできません。自動販売機の飲み物もすべて売り切れとなっていて、「司会者の部屋①」からもペットボトルなどは確認できませんでした。そして「謎解き大会スタッフからの情報Ⅰ」から司会者は無類の謎好きであることが分かっており、濡らすものが手に入らない状況でも、紙を濡らすことによって答えのわかるこの謎を解きたかったのではないかと考えることができます。
その際に司会者の取った行動は何かと想像すると、水で濡らすことができなかったので、その代わりに自分の舌を使って解答用紙のAの部分を舐めたのではないか。舌全体に広がっていた毒物から推察すると、解答欄に毒が塗られていて、それを舐めたことによって毒物が舌全体に広がり倒れてしまった。

それが今回の事件の真相でした。


制作者コメント

何かを作り出すのなら、そこにはたった一つでいいから
まだこの世にはない、新しいものがなければならない。
大げさにいうのであれば、世界一のものがなくてはいけない。

SCRAP代表、加藤さんの言葉です。

マーダーミステリーの第2弾を制作するに当たって、SCRAPを愛する皆さんやマダミスを愛する皆さんに喜んでいただける、まだこの世にはない、出すべき価値のあるマーダーミステリーとは何だろうか。そんなことをずっと考えていました。

ある日、コンテンツディレクターの山本さんとブレストをした時に「謎解きのあるマーダーミステリー」がやっぱりいいんじゃないですか?とアドバイスをもらいました。
ちょうどその頃、グッズチームでマダミスを遊んだことがない人もいて、体験していない理由を尋ねてみると「何をやるのかよく分からなくて……謎解きなら『安心』するんですよね」と話していて、この『安心』というワードが僕の中で深く残り、とても大切なキーワードになりました。

そこから謎解きが好きな方にとっても親しみやすく安心して楽しく遊べる、謎解きのあるマーダーミステリーを作ろうと方針が決まりました。
もちろん、マーダーミステリーは好きだけど謎解きはちょっと苦手、という方にも楽しんでもらえるように調整を行ない、感覚としてはマダミス6謎解き4くらいのバランスになっています。

情報を得るために謎を解き、得られた情報を元に推理をする。
早く謎が解けたら、有利に状況を進めることができるかもしれない。
もちろん一般的なマーダーミステリーのように、謎を解かなくても手に入る情報もたくさんあります。

センシティブな表現や暴力的な表現はありません。
遊びやすく、分かりやすく。どなたでも安心して楽しく推理ができる、エンターテインメント作品として心をこめて作りました。精一杯チームの仲間と力を合わせて作った自信作です。今作はファミレスでも遊べるように設計しています。ぜひ手にとって遊んでください。

本作を通じて、一緒に遊ぶ方との楽しい時間を作ることができれば幸いです。

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「謎だらけのグランドホテルからの悲鳴」

企画/制作:SCRAP
プロデューサー:田口正也
ゲームデザイン/シナリオ:秋山直太朗
制作進行:志賀有里音
広報:竹田梨奈
エグゼクティブプロデューサー:飯田仁一郎
製作総指揮:加藤隆生

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