タケミチ「え……写真が左右反転して印刷されてる……!? なるほど、そのせいで犯人にアリバイができて、ずっと事件が未解決だったってわけか…… よく気付いたな……！」

あなたはタケミチとともに、松本が犯人であることをナオトに告げた。

ナオト「なるほど…… たしかにすべてに辻褄が合いますね。その観察力と推理力、さすが稀咲の計画を阻止しただけのことはある……」

しばらく松本のことを調べていたナオトは、やがてあることに気づいたようだった。

ナオト「この男……君たちを襲ってきたあの愚連隊の残党ですね……」

ナオトによれば、松本はあなたたちが経験したあの一連の事件の後、ずる賢く立ち回って愚連隊をしぶとく生き残らせ、現代では半グレ団体にまで成長させた男らしい。

ナオト「愚連隊の件はもう解決したと思っていましたが……こんなところに現代までの火種が残っていたんですね。君が気付いてくれていなかったら、いずれもっと大きな問題になっていたでしょう。助かりました。一連の事件もこれでついに完全解決、ですかね」

ナオトはそう言って、松本の逮捕に尽力することをあなたと約束した。

タケミチ「君のおかげでマイキーくんやドラケンくんたちの濡れ衣を晴らすことができた。東卍メンバーは、不良だけど決して悪事に手を染めるような人たちじゃない。そう信じて、俺と一緒に事件を追いかけてくれた君のおかげだよ。本当にありがとう!!」

ナオト「ええ、本当に。もしかしたら、優秀な君にまた力を借りるときが来るかもしれません。そのときは、よろしく頼みますよ」

あなたはタケミチと、ナオトと、いつかまた一緒に戦うことを誓い合った。

【END】