「AIによる世界支配の脱出」解説
【OZへのログイン】
○最初にOZにログインする際、大量のアルファベットが羅列されたセキュリティを突破する必要があった。
上下左右の矢印ボタンを使ってカーソルを動かしていくと、自分が設定したアルファベット6文字のパスワードをたどることでカーソルを動かせることに気づくことができた。
SからGまでカーソルを動かすことができれば、セキュリティを突破してOZにログインすることができた。
【MISSION1 〜乗っ取られたアカウントを発見し通報せよ〜】
○7つの吹き出しに表示された暗号を解き、乗っ取られたアカウントを特定する必要があった。
それぞれを解くためにはさまざまな知識が必要となるため、うまくインターネット検索を行って情報を集めていくことが重要となった。
○すべての吹き出しの暗号を解き、数字が振られたマスの文字を1から順に読んでいくと、「つつじえいごで」=「ツツジ 英語で」となった。
「ツツジ」という言葉を英語で何というかを検索すると、「azalea」という単語がヒットする。
これが乗っ取られたアカウントの名前である。アカウント検索機能を利用して「azalea」と入力すると乗っ取られたアカウントを見つけて通報することができた。
【MISSION1 〜フィールド情報のシステムエラーを解消せよ〜】
○いくつかのエリアで起きているシステムエラーを解消する必要があった。
エラーが起こっているエリアのアイコンが少し変化していることから、アイコンの間違い探しをおこなった。
それぞれのエリアのエラーを解消するためには、さまざまな認証ミッションをクリアする必要があった。
○認証ミッションをクリアすると、黒字で緑のエラー修正コードの下に「COMPLETE!」と表示され、エラーが解消された。
全部で5つのエラーを解消する必要があったが、どうしても1つだけアイコンの間違いが見つからなかった。
仕様上「マップの外を見ることができない」ので、マップの四隅は確認することができず、「バトルエリア2」のアイコンを見ることができないためだった。
ほかのアイコンには間違いが存在していないため、のこり1つのエラーはこの「バトルエリア2」で起きていると考えるしかない。しかしアイコンをエリアマップ内に表示できないと、クリックすることもできない。
○ここで右下を見ると、いままで修正してきたエラーの修正コードがすべて表示されていた。
最後に修正したいエラーは「時間経過の速さが2倍になっている」であり、すでに発生エリアは「バトルエリア2」であることはわかっている。
そしていままでの修正コードの法則性から、最後のエラーの修正コードが「edit field info:area battle2 (speed) of (time) ##*2→*1」であることがわかったはずだ。
これを右下の修正コードが自動入力されていた場所に入力すると、最後のエラーを修正するための認証ミッションが出現した。これをクリアすることですべてのエラーを解消することができた。
【MISSION2】
○ピースマシーンをOZから締め出すための数列暗号を生成するため、暗号生成装置の起動をおこなう必要があった。
起動のための操作方法は暗号化されており、左側にマス目、右側に穴抜けの文が矢印でつながったものが表示されていた。
○右側の一番下には「ヤクソク」と書かれていた。
これは左側のマス目を使って何かしらの指示にしたがっていったとき、最終的に「ヤクソク」という単語に行き着くという意味だった。
マス目の中から「ヤ」「ク」「ソ」「ク」の4文字を探してそれらに共通することを考えると、すべてが紫色のマスの上に位置していることがわかった。指示文の文字数などから考えると、「ヤクソク」の上にくる指示文は「パープルのうえよめ」であると導き出すことができた。
○これと同じ要領ですべての指示文を導き出していく。
すべての空欄に文字を入れて、数字の部分を抜き出していくと「かわりつづけるますながおし」=「変わりつづけるマス長押し」となる。
マス目をよく見ると左から3列目下から3行目のマスにあるカタカナが「ラ」の横棒が消えたり出現したりしているのに気づくことができた。
これが「変わりつづけるマス」なので、このマスを長押しすることで装置を起動することができた。
○装置を起動すると数列暗号が生成され、これをピースマシーンに送りつけて一旦はOZから締め出すことに成功した。しかし、ピースマシーンはアバター強化パッチの超高速数列解析機能を利用してセキュリティを突破してしまった。
【MISSION3】
○ピースマシーンとアバター探しゲームで戦い、勝利する必要があった。
ゲーム内容は、ターゲットに指定された装備品を身につけているアバターをいち早く見つけ出しクリックする、というもの。
10戦勝利する必要があったが、9戦目までは苦戦しながらもなんとか勝利することができた。
○しかし10戦目で追い込まれたピースマシーンは、スキャンのようなものを利用することで超高速でターゲットとなったアバターを見つけ出してしまう。
その速さは尋常ではなく、とても人間業では太刀打ちできないレベルだった。
しかしここでターゲットに指定されている装備品をよく見ると、自分がMISSION1をクリアした際にもらった装備品であることに気づくことができた。
そして10戦目でアバターが動くエリアが拡大したことでその枠内に自分のアバターも入っていることから、アバター設定画面からその装備品を装備してゲームスタートと同時に自分のアバターをクリックすることで10戦目にも勝利することができた。
【LAST MISSION】
○健二がピースマシーンのハッキングを食い止めている間に、佳主馬のアバターを強化するためのプログラムを起動する必要があった。
まずは丸がつながったピースをすべて当てはめていった。
すべての白丸を埋める必要があったが、どうしても1つだけ丸が埋まらなかった。ここで画面全体をよく見ると、「PASSWORD」と書かれた部分の「O」の文字がこの丸とまったく同じ大きさであることに気づくことができた。
これを動かして白丸に当てはめるとすべての白丸を埋めることができた。
○この状態で二重丸になっている部分を左から順に読んでいくと、「英語でツルギ」となる。
「剣(つるぎ)」を英語で言うと「sword」なのでこれを枠に入力しようとするが、枠にはテキスト入力ができなくなっていた。
○再び画面全体をよく見ると、「PASSWORD」という文字列の中に「SWORD」が含まれていることに気づくことができた。
そしてパスワードを入れるべき枠は動かすことができたので、これを「PASSWORD」の「SWORD」の部分に動かした状態でEnterを押すことで攻撃力増強プログラムを起動することができた。
【ピースマシーン撃破】
○攻撃力が増強された佳主馬のアバターでピースマシーンに攻撃を仕掛けたが、なぜかピースマシーンのHPは回復してしまった。
これはピースマシーンが利用しているアバター強化パッチの機能の1つ「自動回復機能」が働いているせいだった。
これによりピースマシーンは攻撃を受けると自動で回復されてしまうため、倒すことができなかった。
○ここで、いま自分たちがいるエリアの名前を見ると「バトルエリア1」となっていた。
これはMISSION1でエラーを修正したエリアの1つであり、そのエラーは「HP回復がマイナスに入ってしまう」というものだった。
いまはこのエラーが修正されているため、HP回復は正常に行われている。
つまりもう一度このエラーを起こすことができれば、ピースマシーンが攻撃を受けたときに行われる自動回復がマイナスに入り、ピースマシーンのHPを削り切ることができると推測できた。
○MISSION1の「システムエラーが起きているエリアを発見し修正せよ」に戻り、右下の修正コード入力欄に「edit field info:area battle1 (direction) of (HPrecharge) ##+→-」と入力する。
すると、この修正を行うための認証ミッションが表示された。
その認証ミッションは非常に複雑な数列暗号を解くというものであり、これを自力で解き明かすのは不可能だった。
○しかしこの暗号を確実に解読できる方法がたった1つだけあった。
その鍵となるのは「ピースマシーン」。
一度ピースマシーンをOZから締め出したときに数列暗号のセキュリティを利用しており、ピースマシーンはこれを超高速数列解析機能を使うことで瞬時に解析してOZに入り込んできていた。
あのときと同じく、アカウント検索機能でピースマシーンのアカウントに表示されている「締め出す」ボタンをクリックすると暗号入力フォームが現れる。
先ほど認証ミッションに表示されていた数列暗号をコピーして送りつけると、ピースマシーンがこの数列暗号によってOZから締め出される。
○ピースマシーンはOZ内の航空システムをハッキングしようとしているので、もう一度OZに入るために数列暗号を瞬時に解析する。
解析の結果、「WORLD」という単語が現れてセキュリティが破られた。
つまり認証ミッションで表示されていた数列暗号を解析した答えは「WORLD」であることがわかった。
これを認証ミッションの解答フォームに入力してEnterを押すと、見事HP回復の方向がマイナスに入るエラーが発生し、ピースマシーンのHPを削り切ることに成功した。