（もろは）（せつな）
「おーい！」
「とわー！」
どこからか聞きなれた声がして、目を開けると、視界いっぱいにせつなともろはの姿があった。

もろは「何度声をかけてもなかなか起きないから心配したんだぞ！」

（とわ）
どうやら、眠っていたらしい。
ということは、さっきまでの課題は夢だったんだ。
それにしても、よりによって現代で課題をする夢を見るなんて。
もっと楽しい夢を見たかったなぁ。

だけど、あの最終問題を正解したとき嬉しかったな。
ほんのたまにならば、課題も良いかも。

とわ「ごめん！　起こしてくれてありがとう！」

（とわ）
なんてことを考えながら、私はせつなともろはの手を取って立ち上がり、戦国時代での日常に戻っていった。

END