SCRAP

  • イベント
  • 記事
  • お知らせ
  • SCRAPch.
  • 会社案内
mail
X
Line@

SCRAP

mail
twitter
Line@
  • ホーム
  • イベント
  • 記事
  • お知らせ
  • SCRAPch.
  • 会社案内
icon_event_a
  1. HOME>
  2. Mystery for You 危険潜む謎解きキット事件簿

Mystery for You 危険潜む謎解きキット事件簿

急いで車を走らせ、目的地に向かう。

「このなぞいんさつしろ」
その指示に従おうとした彼女は、おそらく近くのコンビニに向かったのだろう。最近のコンビニのプリンターでは、スマホからの登録で、簡単に印刷することができると、以前彼女が教えてくれた。

助手の家の近くには、1軒だけコンビニがあったのを覚えている。そこに居てくれと願いながら、暗い夜道を駆け抜ける。

コンビニまであと少し、という距離まで来たところで、近くの公園で何やら激しく動き回る人影が見えた。

嫌な直感を信じて、車を停めて急いでその公園に走ると、2人の人間が取っ組み合いをしている。黒い帽子を目深に被った男と、助手のさくらだった。

「手を止めろ!!」

と声の限り叫ぶと、男は近くに停めてあった彼の車の方へ逃げ出す。助手が必死でつかみかかってくれている隙に正面へと回り込み、「離れろ!!」という私の声に彼女がすぐに反応したのを確認し、は彼に強烈な蹴りを入れる。

彼の体が一瞬宙に舞い、大きな音を立てて地面へと落ちる。助手にも手伝ってもらい、彼の手足を押さえつけながら帽子を脱がす。

「やはりか。」
「っ! なんで今日の社長が!」

「詳しいことは後で話すよ。まずは警察に連絡だ。」

その後の展開は速かった。私が彼を拘束しているうちに彼女に警察に連絡してもらい、すぐに到着したパトカーでSCRAMBLEの社長は連行された。

私たちは、それぞれ軽い事情聴取をその場で受け、詳しい話はまた後日署で伺うということでその日は解放された。

私は助手を家まで送り届けた。彼女は詳しい話を聞きたがったが、今日は疲れているだろうから明日事務所で話すと約束し、別れを告げた。

【次へ】

コンタクト

制作のご相談、コラボレーションなど、
お気軽にお問い合わせください。

よくあるお問い合わせ

▼一般のお客様はこちら

公演内容、チケットのお問い合わせ

▼企業/法人の方はこちら

リアル脱出ゲーム制作のお問い合わせ
取材に関するお問い合わせ
その他のご相談/お問い合わせ

▼英語、中国語でのお問い合わせはこちら

English/中文

ABOUT

会社案内

  • 会社概要
  • 制作実績
  • 代表挨拶
  • 店舗紹介
  • 役員紹介
  • リクルート
  • 沿革
  • プライバシーポリシー

東京本社

〒151-0051
東京都渋谷区千駄ヶ谷5-20-4

サテライトオフィス

〒151-0051
東京都渋谷区千駄ヶ谷4-30-3
代々木TRビル3F


TEL 03-5341-4570
FAX 03-5341-4916

上へ

footer_logo

©SCRAP All rights reserved. Site design:Marble.co