Mystery for You 冬、君は雪山で(16)
すべての材料を集め、急いで湊は元の場所へと戻った。
玲那がそれらを調合し、すぐに聡太郎の患部に塗った。

「ありがとう…。痛みが引いてきたよ」
ひとまず無事に対処できて安心する。
4人はコテージの方へ戻り、しばらく安静にすることにした。
コテージのリビング。
湊が一度大きく息を吸った。
結衣の肩にトントンと触れ、奥の部屋へ連れ出す。
作った謎が入った封筒を手に取ると、それを結衣へ手渡した。
結衣は戸惑った表情を見せ、小声で尋ねる。
「なにこれ?」
「んーと…あとで開けてみて。とりあえず戻ろう」
そういってすぐ部屋に戻ると、すっかり復活した様子の聡太郎と、お腹を空かせた様子の玲那がいた。
「そろそろバーべキューの準備を始めようか!」
こうして4人はバーベキュー小屋へと向かうのであった。
※これ以降、結衣に頼みごとをする必要はありません