Mystery for You 冬、君は雪山で(18)

「じゃあお肉も野菜もどんどん焼いてくね」

「うわ、肉うまそ〜! タレは2種類あるけどみんなどっち使う?」

「どう違うのかな? ほぼ同じだったら私は賞味期限早い方使う!」

「へー、あんまり気にしたことなかった」

「なんか親がいっつも気にしてて染みついた」

「なるほど、じゃあこっちかな。みんなもこっちで良さそう?」

「うん!」
「お肉焼けたよ!まずはみんな1枚ずつ…と」

「うわぁ美味しそう!それじゃあ…」



「いただきます!」
それからあっという間に数時間が過ぎた。

「あーマジでお腹いっぱい!」

「美味しかった。でもまだ焼きそばあるよ」

「食べたい!私焼きそば得意だよ。作るから待ってて」

「ありがとう!」
玲那は立ち上がって1人で料理を始め、残りの3人は座ったまま思い出話に花を咲かせていた。
しばらくして、玲那は出来上がった焼きそばを皿に盛った。

「できたよー!」

「ありがと!いただきます!」
すでにほとんど満腹だったはずの4人だが、口々に美味しいと言いながらあっという間に平らげてしまった。

「あー美味しかった!今度こそお腹いっぱい」

「まだデザートがあるよ!」

「…別腹!」
こうして、楽しい夜は終わりへと近づいていった。