夕陽が島を橙色に染める中、手元にある写真の間にマボロシアゲハの卵を発見したあなた。これがやがて、来月の満月の夜にはマボロシアゲハになり、虹色の羽を広げるだろう。

あの満月の夜に逃がしてしまったマボロシアゲハが、カサボの木でできたものを探して、研究所近くにあったポストに投函されたあなた宛の写真に、卵を産み付けていたようだ。

友人は研究所が壊れていたことで、帰るための船を動かすことも出来ず、連絡をとる方法もなかったため、緊急時の避難場所である洞窟に逃げ込んでいたようだ。マボロシアゲハを発表すること、それだけを心の支えにここで過ごしていたらしい。だからこそどうしても標本を持ち帰りたかったとのこと。
島へ助けに訪れ、さらにマボロシアゲハの卵を見つけてくれたあなたには、とても感謝している様子だった。実は自分の身に何かがあった時を考えた友人は、念の為にあなたに手紙を残していたようだ。

こんな事件があったにも関わらず、彼の昆虫への愛は衰えない。彼はまた別の島に調査に行っているようだ。
そして、また謎をつけた手紙をあなたに送ってくれるのだった。

「Butterfly Effect」を解き明かした！
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