あなたは夏宮はづきのLINEに、完成した「パーティーの席順について」の写真を送った。

「写真、見たよ！ ……やっちゃんのこと考えてくれたんだね。ありがとう」

あなたは夏宮はづきのLINEに「ごめん、」と連絡を返した。

「ごめんって、なに謝ってんのよ」

「なんか私、振られたみたいじゃん、やめてよ」

あなたはなかなか連絡が返ってこない夏宮はづきのLINEに「はづき、大丈夫？」と連絡を返した。

「あのさ、やっちゃんとまことはずっと勘違いしてたみたいだけど、私、まことじゃなくって好きな人他にいるから……！」

あなたは夏宮はづきのLINEに「好きな人……？」と連絡を返した。

「うん。……高校のときから、ずっとずっと忘れられない、大好きな人」

「だからさ、悪いことしたとか、そんなこと1ミリも思わなくていいから！ 私のプロフィール帳のせいで、変に悩ませちゃったよね、ごめん」

「……やっちゃんのこと、よろしくね」

「悲しい顔させたら私が絶対にぶっ飛ばしに行くからさ。覚悟してよね！」

「じゃあ、またね！ 」