株式会社SCRAPで最もパズル好きな社員二人が相性診断をしてみた
パズバコ2販売ラストスパート!対談
公開日:2016/11/24
みなさんこんにちは。SCRAP GOODS SHOPです。
今回は、日々様々なパズルを世に生み出しているSCRAPの中でも、特にコアなパズル好き二人をお呼びして、パズル好き同士は気が合うのか? という検証をしてみました。
お呼びしたのはこちらの二人。
「パズルの王子さま」と呼ばれ社内外問わず人気の高いパズル作家・堺谷光
その天真爛漫な態度で周囲を困惑させるゲーム作家・足立結香(勤務中の隠し撮り画像です)
そして聞き手に熊崎真敬
以上のメンバーでお送りいたします。
熊「では、今回のルールを説明いたします。これからお二人に、六つの質問をいたします。まぁ息ぴったりなお二人なら簡単に揃ってしまう質問ばかりかと思いますが…二人で気持ちを合わせて回答してください!」
二人「はあーい」
熊「えーそれではまず、最も美しいと思う数字!お二人が、『最も美しいと思う数字はなんですか?』」
堺「ちょっと待ってください、数字って無限にありますよね? それが揃う確率って…」
足「そういうのはいいから合わせましょう」
負けず嫌いだから合わせたい堺谷と手厳しい足立
じゃんっ
足「うわあああああああああああああ優しいいいいいいいい堺谷さん優しいいいいいいいいいいいい!! これは合わせられたああああああああ!!!!!!」
熊「!? どういうこと!? ちょっと、解説してください!」
堺「足立さんが、この数字好きだって以前言ってたから…」
熊「えっ!! すごいじゃん! ほんと!? 足立さん合わせなよ! …それにしても、どうして28なんですか?」
足「28は完全数だから…」
熊「!? か、かんぜんすう??」
堺「28が割り切れる数字っていうのは、1と2と4と7と14と、あとは自身の28なんですね? その28以外の数字を全て足しても、28になるんです。これが完全数です。6もそうです」
熊「そんな数字が…じゃあ、どうして6でなく28なんですか?」
堺「足立さんが、28日生まれだから…」
熊「やっ…優しいーーーーー!!!!!!!」
足「ごめんなさい…もう次いきましょう次!!」
2って書いちゃった☆と悪びれない足立
熊「それでは、気を取り直して第2問。お二人が、『最も美しいと思う図形はなんですか?』」
足「えー…これ何て言うんだろう…図形の名前がわからないんで絵でもいいですか?」
堺「ちょっと、そういうのヒントになるんでやめてもらっていいですか?」
フェアにいきたい堺谷だがいまの言動がなにかのヒントになったようだ
じゃんっ
堺「立体かああああああああああ!!!!!!」
足「えっだめ? 立体だめ?」
堺「だめじゃないですけど図形…予想の斜め上…うーん。なるほど? これは、正四面体ってことですね?」
足「そうです! 正四面体!」
熊「え? 三角錐…ではなく?」
足「正四面体は三角錐の一種です。こう言いたかったのに言えなかったんです。さすが堺谷さん! わたしのこと、よくわかってるぅ!」
熊「ちょっとついてけないので次いきましょう」
熊「では次は、数学からは少し離れまして…。『制作の合間に、ちょっと小腹が空いたなぁ〜。食べるのはなに?』」
足「離れましたね」
堺「ううーん…難しいなぁ」
足「そうですか?」
堺「ひとつ問題があるとすれば」
熊「はい」
堺「ぼく、小腹が空いたときに、意外とがっつり食べるタイプなんですよね」
熊「それは知らねぇよ!!!」
じゃんっ
熊「おおっ! これは揃いましたね!!」
堺「揃ったというか、揃えたというか…」
足「わたしも堺谷さんも、納豆巻き大好きですもんね」
熊「というか吉村さんも、ソメさんも、加藤さんも…関西出身なのに、みんなよく事務所で納豆巻き食べてますよね? 関西人が納豆嫌い説、ぼくの中では嘘って結論が出てます」
足「安岡さんは? 納豆好き?」
安「大好きです」
※ 安岡潤也。インタビュー時にたまたまその辺にいた男。元京都アジト店長、現東京コンテンツチーム。現在好評開催中の地下謎2016を堺谷とともに制作。今年の地下謎の裏テーマは「東京を知らない男、安岡が作る、東京を巡る旅」。
熊「では次です。これは…揃ってほしいというか、必然的に揃うというか…。ここでひとつの正解を導いてほしいですね。お二人が思う、『最も美しいパズルとは?』」
堺「…」
足「…」
熊「お二人とも、じっくり考えてますね…」
堺「…考えたこと、あるんですけどね、一番美しいのは何かって。でも決まらなくて…」
熊「何言ってるんだ」
じゃんっ
堺「ああ〜〜」
足「ああ〜〜」
熊「…意外と揃いませんね」
堺「ナンプレね。ナンプレも思いましたけど」
足「そうそう!名前ど忘れしてたんですよ。これ、ナンバープレースでしたね。ナンリンは堺谷さんの得意なパズルですもんね。わかりますよ。わたしもナンリンとナンプレで迷いました」
熊「え?足立さんのは数独じゃないの?」
足「数独は、正式名称『数字は独身に限る』と言って、パズル雑誌ニコリの持つ登録商標であって、一般名詞ではありません。…同じなんですけどね?」
堺「そうですね。ナンバーリンクも、『アルファベットコネクション』とか言いますしね」
足「言う言う〜〜」
熊「…二人だけ楽しそうで全然ついていけないので次いきましょう」
熊「それでは。お次のお題はこれです。お二人は今話題のパズバコシリーズを制作していますが…『パズバコ2のパズルで一番のオススメはなんですか?』」
堺「ほう。どうやって書けばいいですかね?」
足「うーんと、記号で書きましょうか。パズバコ2にはいろんな記号のパズルがあるので」
じゃんっ
熊「おおっ! 揃った!」
堺「人気投票でも一番でしたしね」
足「へへへ。わたしが作ったパズルです」
熊「どんなパズルなんですか?」
堺「それは、購入していただいたらわかる、ということで」
熊「それでは、そんなお二人に最後の質問です。『今! 最も売りたいアイテムはなに?』」
足「それはもう!」
じゃんっ
足「最後まで謎解き手帳と迷いましたけどね…」
堺「でもまぁ、『今』なんで」
足「そうですね。こちらも、とんでもない出来ですよ。でも、パズバコ2はもうあと一日で買えなくなっちゃうので。ぜひ遊んでほしいです。渾身の作品です」
堺「よろしくお願いします。ほんとに、買わないのは損だと思ってますよ。あれ?…くまさんもなにか、売りたいアイテムがあるんですか…?」
熊「ちなみにぼくは、コレです!!!」
おあとがよろしいようで。
写真左、足立結香(あだちゆか)
株式会社SCRAP入社2年目のゲームデザイナー。リアル脱出ゲームの型にはまらないアイデア出しを得意とする。現在はコンテンツチームを離れ、グッズチームで制作中。
写真右、堺谷光(さかいだにひかる)
株式会社SCRAP入社4年目のコンテンツディレクター。「パズルを作るのもパズル」「まだこの世界に謎があまりなかった頃、ぼくが作った謎がこれ」など、その自然な佇まいから繰り出される名言の数々に皆トリコになる。パズル制作にかけて、社内で右に出るものはいない。