『秘密結社SHOCKERからの脱出』公式体験レポート

～初心者でもご安心ください、先輩（構成員）が丁寧に説明してくれます～

公開日：2023/07/21

『仮面ライダー』生誕50周年企画作品であり、庵野秀明氏が脚本・監督を務める映画『シン・仮面ライダー』とのコラボした、新作リアル脱出ゲーム『秘密結社SHOCKERからの脱出』を、SCRAP広報スタッフ4人で遊んできました！

今回集まったのは映画『シン・仮面ライダー』を観た人、観ていない人が半々。中には『シン・仮面ライダー』どころか、平成ライダーも知らない、なんなら昭和ライダー放送時は生まれていない人も…。しかし、仮面ライダーのことを何も知らない人もご安心ください！

1.秘密結社「SHOCKER」は、「オーグメント」と呼ばれる昆虫の特徴と人間離れしたパワーを持つ改造人間を作り出す技術を有しており、組織にはハチやクモなど様々な種類のオーグメントが所属している。

2.「仮面ライダー」の正体は、SHOCKERに拉致されバッタオーグへと改造されてしまった男、本郷猛（ほんごうたけし）。現在は組織から逃亡し、組織壊滅のため行動している。

3.参加者は本郷と「アンチSHOCKER同盟」を結んだ政府の精鋭。本郷と協力し、「SHOCKER」の幹部ハチオーグのアジトへ潜入作戦を決行するところである。

つまり「SHOCKER」は悪の組織で、我々はそのアジトに潜入中！「仮面ライダー」は味方！

この3つの情報だけで、なんのストレスも無くバッチリ公演を楽しめました
もし今この記事を読んでいて、映画『シン・仮面ライダー』まだ見てないよ～！という人も、今目を通したのでこれで胸を張って公演に参加できますね。（ちなみに 7月21日（金）よりAmazon Prime Videoで配信もスタートするので、より手軽に映画『シン・仮面ライダー』を見ることができるようになります）
さて、そろそろ公演の中身に進みましょう。

この公演では、「仮面ライダー」とSHOCKERの上級構成員「ハチオーグ」にスポットを当てた、完全オリジナルストーリーが展開されます。

参加者は、SHOCKER壊滅のために戦っている「SHOCKER対策チーム」の新人。ハチオーグを倒すための手掛かりを求めてアジトへと潜入したところ、突然会場内に赤いパトランプが点灯、警報音が鳴り響き、どこからともなく煙が噴き出して暗転。

再び会場のライトが点いた時、我々の目の前には怪しい仮面を着けた黒服の怪しい人物が…。

どうやら我々は催眠ガスで眠らされ、アジト内のどこかの部屋に閉じ込められてしまったようです。

「これから君たちには、我々SHOCKERのメンバーになるために洗脳を受けてもらう。そして研修を受けることで全員、立派な構成員になることができる。そうなればハチオーグ様の優秀なしもべとなれるのだ！」

なんだってこのままではSHOCKERに洗脳され構成員にされてしまう

その時、ノイズ音と共に可愛らしい声が聞こえてきました。

「ようこそ、私（ハチオーグ）の巣へ。こんなにたくさんの人間たちがわざわざ来てくれたのね？」
「あなたたち、私のために生きることができるだなんて、幸せなことね♡　じゃあ、また後でね」

えっ、しもべになりたい…。

ハチを模したマスクの怪人めいたビジュアルと、可愛らしくも冷たい声、そして嘲るような喋り方のギャップでしょうか。ハチオーグ様、めちゃくちゃ魅力的な敵の幹部です。

とはいえ「SHOCKER対策チーム」として、悪の組織の手下になるのは避けなければなりません。
幸い我々政府関係者は洗脳対策訓練を受けているので、洗脳されたふりをして脱出のチャンスをうかがう余裕はありますが、1時間後にはハチオーグが帰還してしまう…。
SHOCKER構成員も、我々を構成員として教育する準備があるからと、部屋から姿を消しました。

取り残される参加者たち。その時、通信機から連絡が！

画面の向こうには、赤いマフラーを翻しバイクを駆る仮面ライダー
「みんな、無事か！今そちらに向かっている。僕が必ず助ける。それまで無事でいてくれ！」
これで彼と合流できれば、我々は無事に脱出できるはず！
それまでに我々は仮面ライダーとの合流方法を考えつつ、本来の任務だったハチオーグの「機密情報」を手に入れるため、アジトの暗号セキュリティを解除することになるのでした。

ということで、謎解きスタートです！