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「多くの人の心に残り続ける物語になれば」作り手が『黄昏のまほろば遊園地』に込める想い

#SCRAP #まほろば遊園地 #体験する物語project #黄昏のまほろば遊園地

公開日:2023/05/31

参加者と演者が一体となって物語をつくり上げていくイベント「体験する物語project」の最新作『黄昏のまほろば遊園地』が、東京ドームシティを舞台に2023年6月2日(金)から7月2日(日)の1ヶ月間の週末限定で開催されます。

 今回のイベントは、東京ドームシティがリニューアルに向けて掲げたコンセプト「心が動く、心に残る。」と「体験する物語Project」の目指す方向が一致したことによって実現したもの。その背景には、どのような想いが込められているのでしょうか。
 東京ドームシティで常務取締役を務める大川大作さんと、本イベントの監督であるSCRAPのきださおりさんが語り合います。

SCRAPが提案する新たなエンタメを東京ドームシティで実現させたかった

―大川さんときださんの付き合いは長いんですか?

大川:きださんとはじめてお会いしてからは、もうすぐ10年くらい経つでしょうか。

きだ:そんなに経つんですね。

大川:SCRAPさんとのお付き合いにまで遡ると、2011年に開催した『あるドームからの脱出』が最初ですね。

【2011年『あるドームからの脱出』開催時の様子】

―きっかけは何だったんですか?

大川:その前年に読売ランドで開催された『夜の遊園地からの脱出』に参加したんですよ。お化け屋敷プロデューサーの五味弘文さんと一緒に。ものすごく楽しくて、「これは東京ドームシティでも絶対にやるべきだ」と直感で思ったんです。

きだ:まさに「リアル脱出ゲーム」の黎明期ですね。私がSCRAPに関わりはじめたのもその頃で、『あるドームからの脱出』では右も左もわからないまま受付を担当していました(笑)。

―今回はどういった経緯で「体験する物語project」の新作を東京ドームシティで開催することになったのでしょうか?

大川:東京ドームシティは2023年から2024年にかけて大規模なリニューアルを実施しているのですが、「街」としてさらに魅力的な場所にしていきたいと考えています。そこで「心が動く、心に残る。」という新たなコンセプトのもとにブランディング活動をはじめていまして、その最中にSCRAPがイマーシブシアター型のコンテンツをつくろうとしているという素敵な話を耳にして、「いやいや、面白いじゃないですか!」と。

きだ:大川さんが興味を持ってくださっていると聞いて、このチャンスは逃してはいけないと思いました。「体験する物語project」はまだまだ実績が少ないので、施設をお借りしたりする場合「前例がないものを許諾するのが難しい」と言われ、実現しないこともあります。だから、大川さんのように「やりましょう!」と大手を奮ってくださるのは、すごくありがたいことです。

―きださんから「まだまだ実績が少ない」という話がありましたが、そうした企画を実現させるのは難易度が高かったのでは?

大川:そもそもSCRAPさんが主催するイベントについて社内で説明するのは、ものすごく大変なんですよ(笑)。言葉で説明しても「何が面白いの?」と言われてしまうので。リアル脱出ゲームにしても、頑張ってクリアしたからといって景品や賞金がもらえるわけではないじゃないですか。

きだ:言ってしまえば、得られるのは栄誉だけですからね(笑)。

大川:とはいえ、一度でも体験してみれば魅力や面白さが理解できるのですが、未体験の人にとってはわからないことだらけなわけです。今回のイベントに関しても未知数な部分はもちろんあるのですが、コロナ禍を経た今、リアルな体験ができるイベントは盛り上がっていくはず。そして何より、SCRAPさんが手がける新たなエンターテインメントということで、可能性に賭けてみたいなと。

きだ:ただ、私自身は戸惑う気持ちもあって。いつか遊園地を舞台にした物語をつくりたいと考えていましたが、まさかこんなに早く決まるとは思っていなかったので(笑)。

―そうなんですね(笑)。

きだ:予定としては「体験する物語project」がもっと成熟してからだと考えていました。前回は「東京ミステリーサーカス」という新宿にあるSCRAPの施設で開催したのですが、その時点で参加人数は最大100人。それが今回、最大250名まで参加できるので、さらに規模が大きくなるんですね。私たちとしても、まだ予測できない部分があるのが正直なところです。

【2023年 体験する物語Project『ALICE IN THE NIGHT MYSTERY CIRCUS』開催時の様子】

「リアル脱出ゲーム」ではなく「体験する物語project」である意味

―「リアル脱出ゲーム」ではなく「体験する物語project」であることには、どのような理由があるのでしょうか?

きだ:私が「体験する物語project」をつくりたいと考えたのは、もっといろんな人に参加型イベントを楽しんでもらいたかったからなんですね。

もちろんリアル脱出ゲームにはリアル脱出ゲームの魅力があって、本当に多くの方々に楽しんでいただいています。でも、小さなお子さんを連れて参加するのが難しかったり、謎解きや成功失敗が生まれるエンタメに苦手意識がある人は参加をためらったりという課題もあって。

でも、物語を実際にお客さんが体験するという図式の可能性はもっと高められると思い、物語体験性を強めることにチャレンジしてみたくなったんです。「体験する物語project」は勝ち負けがあるわけではないですし、大人から子供まで楽しめる内容になっているので、多様な方々が自由に楽しみ方を見つけて参加できます。そうした「体験する物語project」が目指す方向と東京ドームシティの目指す方向がうまくマッチしたのが大きかったと思います。

大川:東京ドームシティのブランディング活動に向けたメッセージのなかに「だれでも、いつでも、いつまでも」という言葉があるのですが、東京ドームシティを文字通り性別や年齢、年代を超えて楽しめる場所にしていきたいんですね。だから、「体験する物語project」とはお互いに良い関係性を築けるのではないかと考えています。

きだ:私自身、どうしたら多くの人の心を動かすことができるだろうと無意識に考えながら「体験する物語project」を企画していることもあり、大川さんから東京ドームシティのコンセプトをうまく盛り込めるかという相談をされたときに「すでに盛り込まれているから大丈夫です」みたいな気持ちでした。

―『黄昏のまほろば遊園地』の構想は、どの時期から考えていたんですか?

きだ:東京ドームシティでの開催が決まってからですね。確か2022年の春頃だったと思います。それから時間をかけて少しずつコンセプトやストーリーの内容を詰めていきました。それこそラクーアに通いながら(笑)。今回の『黄昏のまほろば遊園地』は「嫌なことを忘れられる架空の遊園地」がコンセプトなのですが、自分がどういうときに東京ドームシティに来ていたのかを振り返ってみたら、プライベートで嫌なことがあったりとか、仕事でうまくいかないことがあったりとかしていたタイミングだったんです。そういうときにふらっと立ち寄れる場所が東京ドームシティだなって。

大川:まさに。東京ドームシティは都市部にあるエンタテインメント・シティということで、何よりアクセスがしやすいですし、大人から子供まで幅広い年齢の方々が楽しめるのが魅力です。嫌なことを忘れたり、リフレッシュしたりする場所として最適だと思います。

きだ:あとは先ほど少し話に出てきたとおり、人生のフェーズごとに違う人と違う思い出をつくれる場所が東京ドームシティなんですよね。小さな頃は親に手を引かれて連れてきてもらう。それが思春期になったら好きな人とデートをしたり、仲良しのグループで遊びに来たりして、親になったら今度は自分が子供の手を引いて遊びに来る。そういう物語を演者さんを通じてどうやって表現していくか。そして、どんな体験に落とし込んでいくかをすごく悩みながらつくり込んでいきました。

『黄昏のまほろば遊園地』によって開かれる東京ドームシティの可能性

―この東京ドームシティという大きな舞台だからこそ実現できることもありますか?

きだ:そうですね。一人ひとりが異なる人生を歩みながら、同じ時間、同じ場所に集まった人たちとひとつの物語をつくりあげていく。その達成感をうまく盛り上げられたらと考えています。

大川:これは私の予想ですが、アトラクションズにある乗り物など普段とは違うかたちで使う場面もあると思います。そうすると普段の東京ドームシティとは異なる一面が見えてきて、「こんな楽しみ方があったのか」と新たな可能性が開けてくる気がするんです。

きだ:そうなると嬉しいですね。現在は最後の詰めの段階で、テスト公演などを踏まえて課題をひとつずつクリアしている最中です。

大川:あと、もうひとつ可能性として、イベントのことを知らないで東京ドームシティを訪れたお客さまが「何かおもしろいことをやってるな」とか「自分も参加してみたい」とか思うんじゃないかなと。それによって東京ドームシティのファンが増えていくといいなと考えています。

―東京ドームシティのブランディングコンセプトである「心が動く、心に残る。」を体現するように、多くの人々の心に残るイベントになるといいですね。

大川:そうですね。それこそ、我々が目指しているところですから。

―最後に、きださんからひと言いただければと。

きだ:『黄昏のまほろば遊園地』は、複数のルートからひとつを選択して物語を体験していただくことになるので、異なるルートをいくつも体験して物語を多角的に見ていくこともできるし、同じルートを繰り返しながら演者と関係を深めていくこともできます。それに公演の初期と後期では演者にも変化があるはず。いろんな楽しみ方ができると思うので、ぜひ何度でも遊びに来てください!


体験する物語Project『黄昏のまほろば遊園地』
2023年6月2日(金)~7月2日(日)1ヶ月間の週末限定開催
チケット絶賛販売中!
公式サイト:https://www.scrapmagazine.com/s/mahoroba/

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