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  2. 探偵たちと過ごす可笑しな放課後(9)

探偵たちと過ごす可笑しな放課後(9)

すべての人物に証言を聞き出し行動を洗うことで、容疑者の特定ができた…… はずなのに。
ふわりは、なぜか自分の推理に納得できずにいた。
何か、どこかが、違っている…… そう思えてならない。

もゆる
「持ち主の元に絵画が歩いて行ったのかなぁ」

いつもの緩いトーンで、もゆるがのんびりつぶやく。
ふわりはその邪気の無い言葉に思わず笑いながら、先ほど聞いたもゆるの言葉を思い出していた。

もゆるはウソをつくのが大の苦手だ。
ウソをつくとき絶対に目が泳ぐという癖を実はこっそり知っているのだが、先ほど話したもゆるは至って自然な様子だった。

やっぱりもゆるはウソをついていない。
犯人は他の人物に違いない……

そうふわりが考えたとき、ノックの音とともに黒田が部室に入ってきた。

黒田
「あ、さっきの証言のことで、話がありまして」

黒田はアリバイが証明されており、犯人ではないことが確定している相手だ。
彼からの情報なら、どんな話でも有難い。
ふわりは早速黒田を招き入れ、話の続きを促した。

黒田
「トイレを出たとき、同じ階の一番西にある部屋から“何か”を持っていく人を見たって言いましたが、改めて思い出すと、大きさや形から“絵画”を持っていたんだと思います」

その言葉に、ふわりは何かひらめくものを感じた……
絵画を持っていたとなると黒田が目撃した人物が犯人に違いない、とすると犯人はもしかして……。

すると、続けざまに生徒会長の正木が部室に入ってきた。

正木
「失礼するよ。月島、先ほど伝えた新入部員勧誘の張り紙だが、これでどうだろう」

早速張り紙のサンプルを作って持ってきてくれたようだ。
なんという行動の速さ、そしてありがた迷惑ぶり……
ふわりは一応の感謝を伝え、問題ない旨を伝える。
正木は満足したようにうなずいた後、机の上に置いてあった写真に目を落とし、ぼそりとつぶやいた。

正木
「これは、昔の美術部の様子か……?」

以前美術部から依頼があった際に受け取った写真が、机の上に散らばったままになっていたようだった。

もゆる
「そうみたい。たぶん10年前くらいの写真、なのかなぁ?」

頭を悩ますふわりに代わって返答したもゆるに対し、正木が腕を組んでうなずく。

正木
「なるほど、昔は今よりも校則が厳しかったんですね」

ダベり部を見渡した後、正木は告げる。

正木
「今の部活の最低人数は生徒と教師の1名ずつだから、昔の校則だとダベり部はアウトってことになりますね」

正木のそんな言葉を聞き流しながら、ふわりはもう一度各自の証言の整理を行うことにした。

【犯人はもゆる以外の人物のようです。また、犯人は黒田が45分に目撃した人物のようです。再度考え、正しい犯人を特定しましょう】

・犯人は犯行時刻の18時45分以外の証言で嘘をついている可能性もあります
・なお、以下の点は確定しているものとします

【確定していること】
・校内に残っていたアリバイの不明な人物は、整理シートの8名に絞られます
・8名が見聞きしたと証言した人物や人影は、8名の中にいます
・犯人は単独犯であり、犯人1人だけが嘘をついています

▶︎証言はこちらで確認してください
※これまでのストーリーはヒントから見返せます。必要に応じてご確認ください





これまでのストーリーを見返したい

これまでのストーリーは、下記リンクよりご確認ください
探偵たちと過ごす可笑しな放課後(1)
探偵たちと過ごす可笑しな放課後(2)
探偵たちと過ごす可笑しな放課後(3)
探偵たちと過ごす可笑しな放課後(4)
探偵たちと過ごす可笑しな放課後(5)
探偵たちと過ごす可笑しな放課後(6)
探偵たちと過ごす可笑しな放課後(7)
探偵たちと過ごす可笑しな放課後(8)

まず何から考えたらいいかわからない

もゆるが犯人ではないということは、彼女の証言に嘘はなかったと考えられます。
つまり、18時25分にダベリ部の部室を出てから19時15分に戻るまで、ずっと3年1組の自分の席にいたという証言は、真実だということになります。

一方で、国木田もまたアリバイが成立しており、犯人ではありません。
つまり、国木田の「円城寺さん以外、誰とも会っていない」という証言も嘘ではないと言えます。

しかし、このままではもゆるの証言と国木田の証言が矛盾してしまいます。

どちらも嘘をついていないとすると、これらの証言のどこかに、おかしな点があると考えられます。

黒田の「18時40分までは食堂に、その後は少ししゃべりながら歩いてトイレに向かいましたが、そういえば45分にトイレを出たとき同じ階の一番西にある部屋から“何かを持って”誰かが出ていくところを見ました」という証言に着目してみましょう。

手に絵画を持っていたということから、黒田が見かけたのは犯人がダベり部の部室から絵画を持って出ていくところを目撃したものと考えられます。
しかし、黒田たちがいた食堂は3階であり、3階の一番西にある部屋は、ダベり部部室ではなく生徒会室です。

黒田たちが食堂を出てから行ったトイレは、本当に3階のトイレだったのでしょうか?

さらにヒントを見る

正木が過去の美術室の写真を見て言った、次のセリフに注目してみましょう。

「今の部活の最低人数は生徒と教師の1名ずつだから、昔の校則だとダベリ部はアウトってことになりますね」

この発言から、現在の校則では「教師1名+生徒1名」が部活として認められる最低人数であることがわかります。

一方、ダベり部はもゆるとふわりの2人だけで構成されているため、姉のもゆるが「教師」、妹のふわりが「生徒」ということになります。
つまり、もゆるは教師であり、彼女の言う「自分の席」とは、3年1組ではなく職員室にあると考えられます。

もゆるの「自分の席」が職員室だったと考えると、

「(自分の席に着いて)少したった後、廊下を挟んだトイレから出てくる白本君と黒田君の笑い声が聞こえたかなぁ」というもゆるの証言は、2階にある職員室の前のトイレから、二人が出てくる様子を目撃したものだと考えると、黒田の「同じ階の一番西にある部屋」から犯人らしき人物が出てくるのを見たという証言も、「ダベり部部室」から出てくる犯人を目撃したと考えられるようになります。

ふわりは教師であり、「自分の席」は「職員室」だという点を踏まえて、アリバイがない鈴木、円城寺、堀内のうち誰が嘘をついているのかを考えていきましょう。

さらにヒントを見る

もゆるの席が、職員室だということを踏まえて、もう一度もゆるの以下の証言を見直してみましょう。

「部室を出たら自分の席についたよ。部屋の窓から外を見たとき、真下にいる堀内が立ち去って入れ替わりに鈴木さんが来たのが見えたね~」

この証言でいう「真下」とは職員室の真下の「ゴミ捨て場」だと考えられます。
容疑者のうちの1人、鈴木は、確かにもゆるが職員室にいる時間帯にゴミ捨て場に立ち寄ったと証言しています。
しかし、堀内は「花壇を立ち去ったら玄関に直行して、その後はずっと屋内にいましたね」と証言しており、もゆるの証言と矛盾しています。

従って、堀内が犯人だとわかります。

さらにヒントを見る

堀内は、もゆると同い年であることがわかっています。
つまり、堀内ももゆると同じく、教師であると考えられます。

さらに、堀内は美術部のメンバーであることがわかっているので、美術部の顧問だとわかります。

答え

氏名は「堀内」、所属は「美術部」、役職は「顧問」です。

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